龍馬の道をなぞる観光列車。「志国土佐 時代の夜明けのものがたり」で幕末の軌跡をたどろう!

歴史上の人物として人気が高い坂本龍馬。高知県は、その坂本龍馬の出身地として知られています。高知を旅行するときは、彼の人生にぜひ触れてみたいと思う人も多いのではないでしょうか。

観光列車「志国土佐 時代の夜明けのものがたり」は、坂本龍馬や幕末の志士たちが駆け抜けた激動の時代がコンセプトになっている、高知を訪れたら是非一度は乗ってみたい観光列車です。今回は、その贅沢なひとときを過ごせる鉄道の旅をご紹介します。

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観光列車「志国土佐 時代(トキ)の夜明けのものがたり」とは

志国土佐 時代の夜明けのものがたり列車

「志国土佐 時代の夜明けのものがたり」は、高知発⇒窪川行の下りと、窪川発⇒高知行の上りで運行しています。それぞれ下りは「立志の抄」、上りは「開花の抄」と名付けられ、高知駅から窪川駅までを1日1往復しています。安和海岸や仁淀川など、高知県の絶景を眺めながら列車旅を楽しめ、停車駅では仁淀川や久礼大正(くれたいしょう)町市場などの高知県の名所を訪れることもできます。

志国土佐 時代の夜明けのものがたり列車

列車は2両編成になっていて、それぞれコンセプトや席の種類が異なります。

1号車「KUROFUNE」は「志」がコンセプトで、蒸気機関をモチーフにした車両デザインに。内装は木目調で、坂本龍馬が見た黒船をイメージしたシックで重厚感のある雰囲気です。

席はBOX席のほか、四人掛けの「高知県の団らんシート(※)」があり、家族で向かい合って過ごすことが出来ます。また、奥には実際に回せる舵があり、子供たちに人気です。

※現在は向かい合って座ることが出来ません。

志国土佐 時代の夜明けのものがたり列車

2号車「SORAFUNE」は「夢」がコンセプトで、大空の先まで行く宇宙船をモチーフにしたデザインに。内装は、白とゴールドを基調とし、龍馬たちが夢見た新しい時代の夜明けをイメージした明るい雰囲気です。

席は外を向いて横並びに座る席と、90度向かい合って座る山側席があります。顔を見ながら話せる山側席は、二人旅にオススメです。

食事も豪華!土佐流のおもてなしが楽しめる

志国土佐 時代の夜明けのものがたり食事

旅の楽しみのひとつに食事があります。「時代の夜明けのものがたり」では、高知の食材を使った食事メニューが用意されていて、車窓からの美しい景色を眺めながらいただくことが出来ます。特に、季節によって内容が変わる『高知家満喫“土佐流のおもてなし”コース(5,000円)』は、高知県の山海の幸をふんだんに使用した、列車の沿線地域の地元料理が楽しめます。

器には四万十ヒノキ、コースターには土佐和紙を使用するなど、食材だけに留まらず高知の工芸品に触れられることも嬉しいポイントです。

川や工場など!車窓から高知の絶景を満喫

車窓からの景色

この列車の魅力は、なんといっても車窓から見える絶景です。「仁淀ブルー」と呼ばれる青く澄んだ仁淀川や、停車駅の安和駅では、太平洋が目の前に広がる南国のような景色が見られます。

佐川町の田園風景や緑いっぱいの山々に沿って進むと、「白石工業土佐工場」が現れます。山の急斜面に入り組んでそびえ立つ工場の様子は、まるでジブリに出てくる要塞のようです。

それぞれの停車駅と見どころについて

志国土佐 時代の夜明けのものがたり列車

観光列車として終点まで乗り続けるのももちろん魅力的ですが、途中で降りて高知県の名所を巡るのもオススメです。ここからは、停車駅近くの見どころスポットをご紹介します。

「高知駅」をスタート

ダイヤ:立志の抄(下り)12時04分高知駅発

高知城

始発駅の高知駅の近くには、幕末の志士達が暮らした土地として旧跡や名蹟が数多く残っています。

高知公園にある高知城は、江戸時代に土佐藩の藩庁が置かれ、日本100名城にも選ばれた歴史のある城です。敷地内の「高知城歴史博物館」では、気軽に歴史に触れられるだけでなく、展望ロビーから高知県を見渡せる眺望が楽しめます。


【高知城】

住所:高知市丸ノ内一丁目2番1号
アクセス:Royal Hotel 土佐から、高知城までお車で約45分
電話番号:088-824-5701
営業時間:9時~17時 
定休日:不定休
公式サイト:高知城


坂本龍馬像

また、高知駅の近くには太平洋をのぞむ「桂浜」もあり、台座を含めると約13.4mの坂本龍馬像が太平洋の彼方を見ている光景が有名です。海の景色はもちろん、「桂浜水族館」や「坂本龍馬記念館」などの見どころがたくさんあります。


【桂浜】

住所:高知県高知市浦戸桂浜
アクセス:Royal Hotel 土佐から、桂浜までお車で約40分
電話番号:088-823-9457
公式サイト:桂浜 - 高知市公式ホームページ


観光列車に乗る前に高知駅周辺スポットを巡って、高知や坂本龍馬の歴史について学んでおくとより楽しめるかもしれませんね。

途中停車駅の「土佐久礼駅」

ダイヤ:立志の抄(下り)14時13分着

久礼大正町市場
写真提供:久礼大正町市場

途中下車をするなら、「土佐久礼駅」がおすすめです。

駅から徒歩約5分の「久礼大正町市場」は、明治時代から続く漁師たちの食事処。カツオの一本釣り漁400年以上の歴史があるこの市場では、獲れたてのカツオを使ったどんぶり定食を食べられます。また、カツオの干物や地元の野菜など、旅の思い出となるお土産を買うのにもピッタリです。


【久礼大正町市場】

住所:高知県高岡郡中土佐町久礼6372-1
アクセス:Royal Hotel 土佐から、久礼大正町市場までお車で約1時間15分
電話番号:0889-59-1369
営業時間:10時~15時 ※店舗によって営業時間が異なります。 
定休日:不定休
公式サイト:久礼大正町市場


久礼八幡宮
画像:Wikimedia Commons_久礼八幡宮 (C)As6022014(2011)/Adapted/Licensed under CC BY-SA 3.0

久礼大正町市場を歩いていくと、「久礼八幡宮」にたどり着きます。海に近いこの神社は漁師たちからの信仰が厚いこともあり、カツオが描かれた大絵馬が納められています。


【久礼八幡宮】

住所:高知県高岡郡中土佐町久礼6545
アクセス:Royal Hotel 土佐から、久礼八幡宮までお車で約1時間15分
JR土佐久礼駅から徒歩約5分
電話番号:0889-52-2408


すぐ近くからは太平洋を眺めることもできる、カツオ尽くしの土佐久礼駅はぜひ立ち寄りたいスポットです。

終点は「窪川駅」

ダイヤ:立志の抄(下り)14時40分着

終点の窪川駅がある四万十町には、四国で最長の川である四万十川が流れています。「日本最後の清流」として知られるその澄みきった川は、日本の秘境100選にも選ばれています。

岩本寺
画像:Wikimedia Commons_岩本寺 (C)Dokudami(2014)/Adapted/Licensed under CC BY-SA 4.0

駅の近くで川を眺めて過ごすのも良いですし、窪川駅から徒歩約10分の場所にある「岩本寺」に訪れるのもオススメです。この寺院は、人々を苦難や災害から守るために空海が開いたのが始めとされ、四万十のパワースポットとして有名です。本堂の天井に埋め込まれた575枚の絵画は、どこか神秘的で美しい姿を見せてくれます。


【岩本寺】

住所:高知県高岡郡四万十町茂串町3-13
アクセス:Royal Hotel 土佐から、岩本寺までお車で約1時間30分
窪川駅から徒歩約10分
公式サイト:藤井山 五智院 岩本寺 – (一社)四国八十八ヶ所霊場会


ここまで、坂本龍馬の出身地である高知県を巡る「志国土佐 時代の夜明けのものがたり」列車の魅力や、各駅でのおすすめスポットを紹介しました。食事や車窓からの絶景など、高知旅行の際にはぜひ乗ってみたい列車です。

他にも、高知県には「アンパンマン列車」や「予土線3兄弟」など、ユニークなローカル列車が走っているので、あわせて楽しんでみても良いですね。

観光列車を存分に楽しんだ後は、鉄道のことや沿線の景色を思い出しながら、温泉などに浸かってくつろぎの時間をお過ごしください。

スタッフ一同、心よりお待ちしております。


「志国土佐 時代の夜明けのものがたり」公式サイトはこちら


 
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