前回に引き続き、富山県高岡市にある国宝に指定された「勝興寺(しょうこうじ)」に行ってきましたので、皆様にご紹介させていただきます。
勝興寺の歴史は古く、室町時代に遡ります。
残念ながら、その当時の建物は戦で焼失しています。
境内は、さらにもっと古く、奈良時代の越中国庁跡と推定される場所であったとされ、万葉集を編纂した大伴家持(おおとものやかもち)が国守として在任してました。今でいう県知事ですかね?
建物自体は江戸時代のもので、平成7年に重要文化財に指定され、平成の大修理を経て、この度、国宝指定の運びとなりました。
さて、前回 “「勝興寺の七不思議」を次回でお知らせ”、といたしましたが、
総門を抜けて、唐門の手前に勝興寺の歴史と七不思議に関する看板があります。
ではみてみましょう!
①実ならずの銀杏
画像がななめっちゃいました^_^
銀杏は雄雌があるから、雌だけど、実がなんないよーて解釈なんでしょうか?
はい、大画面でどうぞ
②天から降った石
なぜこういわれているのかは謎ですが、立派な石ですよね。
③水の枯れない池
これはどんな干ばつの時でも決して水が枯れたことがないと聞いてます。
④屋根をささえる猿
この写真かなり見えにくいですが、ちょうどお寺の職員の方に出会い、確認すると本堂の四隅に柱をささえる猿が見えるとのことです。
新しい国宝パンフレットにも載ってますね。「本堂軒四隅を支え続けて居る猿(あまのじゃく)」
ん?あまのじゃく?
これは、解体工事の時に、この猿を下ろしてみたら、実はあまのじゃくだった!て話です。
⑤魔除けの柱
こちらも職員の方に確認いたしました。お話によると、本堂の柱はほとんどが欅で作られてますが、この柱だけ台座の部分が桜の木で、しかも柱は逆さまに取り付けられてます。建物が完成してしまうとそこで完結してしまい、その後の繁栄がないとされるため、一箇所だけ間違えて未完の建物とすることで、逆に勝興寺の繁栄を願うということだとか。なるほど勉強になりました。
⑥雲龍の硯
この日、私は拝観料500円を払って見学したため、見ることができませんでした。
しかし、朗報です!2022年10月24日からは本堂にて公開されることに決定されてます!
この硯はかつて蓮如上人の愛用品だったとか。

最後に
⑦三葉の松
松の葉は普通は二本ですが、勝興寺の松は三葉とか?ちょっと拡大してみました。
三葉ありましたかね?
国宝指定の報道があり、初めての土曜日だったので、伏木の街のあちこちに誘導の人がたっていらして、地域全体が歓びに満ちてました。
お寺には、七不思議のいわれのパンフレットも準備されてます。私が「?」にしたところも、勝興寺を訪問された際にそのパンフレットを見ていただければよりご理解いただけるかと思います。
(中途半端なご案内で失敬いたしましたm(__)m)
是非、勝興寺の秋を満喫いただけたらと思います。
実ならずの銀杏も黄色に色づいてまさに秋を感じていただけるかと思います。
勝興寺 公式HPはこちら
●雲龍山 勝興寺
●住所:高岡市伏木古国府17番1号(当ホテルよりお車で約45分)
●営業時間:参拝時間:9:00~16:00(入場は15:30まで)
(撮影:2022.10.15)
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