ご無沙汰している≪能登パワースポットめぐりスタンプラリー≫の【<8>七尾市小島町・妙観院】に立寄りました。
※スタンプラリーについて、詳しくは≪能登ふるさと博HP_能登パワースポットめぐり≫をご覧ください⇒https://notohaku.jp/powerspot
【山の寺寺院群】については2018年夏~秋にかけて、計7回に分け、本ブログでご紹介させていただきましたが―――かつて、前田利家が小丸山に城を築くと同時に、城下の整備も進めました。
お城の防衛強化の為に、29もの寺院を周囲に建立した、と言われています。現存する寺院は “16” で、その一つが【妙観院】です。
ホテルから車で約25分、七尾市小島町に建ち―――大昔、この一帯は海の中。
妙観院の観音堂がある小高い丘だけが海に浮かぶ “小島” だったことが名前の由来だとか。
その名残りとも思える浸食されたような地層がアチコチでむき出しになっています。きっと “地層ファン” にはたまらない場所だと思います。
ここから七尾西湾を沿うように石崎漁港まで続く【香津浦(かつら)しおさいロード】が今回の “裏道” です。
能登食祭市場~和倉温泉の移動ルートに使えますね。
【香津浦】とは、山の寺寺院群、香島津、赤浦潟の総称だそうです―――≪香島津(かしまづ)≫は七尾港の古称だそう。≪赤浦潟(あかうらがた)≫は七尾湾に面した七尾市最大の湖沼です。
同じ日本海とは思えない波穏やかな七尾湾の南側を沿う約5キロの道。七尾湾越しの眺めは‥‥正直なところイマイチでしょうか( ̄▽ ̄;)
和倉温泉街の東側が石崎町越しに見えます。
能登島大橋は≪屏風岬≫に半分隠れてしまっています。
七尾南湾に浮かぶ小島の一つ『寺島』もちょっと遠い‥‥しかもタイミング悪く大型船舶の陰に^^;
北東方面―――10キロほど先には【小口瀬戸】と呼ばれる海峡が見えます。
能登島≪小泉岬≫と崎山半島≪新崎≫の間は約800メートルで、日本海と七尾南湾を隔てています。七尾港へ出入りする船舶の通路ですね。
さて、最後に(個人的に^^;)目を向けてしまう露頭‥‥露出した泥岩層が、海蝕洞を造り出していますね。ここは≪大立崎≫と呼ばれているそうです。
この一帯も『和倉層』と呼ばれる―――約1300~900万年前の海底で堆積した珪藻泥岩層。海生珪藻を多量に含む珪藻土なので、コンロや耐火レンガの原料として採掘されています。
能登では同時代の地層として、珠洲の『飯塚層』にも存在しています。
さて、次はどこの裏道を走ろうかな?