皆様こんにちは、ここ最近は日中暖かい日が続いています。
紅葉も少し足踏みかも知れませんね。
さて今回は、『奈良の秋景色』プラス『大河ドラマ特集』として、
NHK の大河ドラマ『麒麟がくる』に登場する、奈良ゆかりの
戦国武将の足跡を訪ねます。
さて、その戦国武将とは…いったい誰なのでしょうか?
『松永久秀』と言う人物をご存知の方。決して多くはないのでは。
三好長慶の家臣であり、足利13代将軍義輝を暗殺し、
そして信貴山城を築いた人物。
歴史の教科書でも馴染みの薄い人物ですが、
最近になって注目を集める、戦国武将の筆頭と言っても良い人物です。
『麒麟がくる』では、「吉田鋼太郎さんが熱演してる人物」
と言えばピンと来る方もいるかも知れませんね。
今回の舞台は信貴山
はじめにご覧いただくのは信貴山朝護孫子寺の紅葉です。
まさに見頃となっている紅葉をご覧下さい。
信貴山朝護孫子寺境内の紅葉 いかがでしょうか。
奈良の紅葉は京都と比べると地味と言われる方もいますが、
決してそんなことはありません。
一言で言えば「艶やか」
境内は目が覚めるような赤、オレンジ、黄色に彩られた世界。
しばらくは美しい紅葉が楽しめそうです。
信貴山の歴史は古く、聖徳太子が物部氏討伐の戦勝祈願をしたのが始まりで、
その時が、寅年、寅日、寅の刻であったことが、信貴山の虎の由縁とか。
さて今回は信貴山城を目指して、
朝護孫子寺境内から、さらに奥へと登ります。
距離は約600メートル。
赤い鳥居の坂道を抜けさら昇ること20分あまりで信貴山城跡に到着です。
信貴山城跡の碑
石垣や当時の面影を忍ばせるものは全くありません。
ここ信貴山城を拠点とした松永久秀が、
織田信長との最期の戦いの舞台となった信貴山城跡です。
奈良平野が一望できる、信貴山山頂からの景色です。
爽やかな秋風が吹き抜けます。
いま、注目の戦国武将『松永久秀』
大河ドラマを見ている方も、そうでない方も
是非この時期訪れていただきたい、信貴山です。