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2019年7月14日 (日)

最近雨の日が続いています。皆さん3連休はいかがお過ごしですか?

『奈良って、夏は暑いからな~』っと、

夏の旅行には海や山のリゾート地を選ばれる方も多いかも知れませんが、

今回は、暑い奈良オススメのイベントや、とっておきの夏のスイーツをご紹介致します。

奈良の夏のイベントといえば、やっぱり『燈花会』ですね。

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8月5日から14日までの期間、奈良公園一帯を中心にロウソクの明かりが 、

ゆらゆらと古都奈良を彩る光景は、ほんとうに幻想的で是非一度は訪れていただきたいです。

この『燈花会』実は私たちホテルのスタッフも、大和ハウスグループの社会貢献活動の一環で、

ロウソクを並べたり、後片付けのボランティアとして、スタッフの家族も一緒になって参加しています。

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ボランティア総出で夕方17時過ぎから、プラスチックの筒に水を入れてロウソクを浮かせ、

あらかじめ決められたデザインに沿って置いていきます。

夏の太陽が生駒山に沈む頃は、気温も幾分下がって過ごしやすくなります。

この日が沈む夕景もまたオススメの時間ですよ!

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奈良の夏のイベントとして、もう一つご紹介するのが、8月の23日(金)から25日(日)までの期間

平城京跡公園では、平城天平祭が行われます。1年を通して行われる平城天平祭ですが、

夏は夜のイベントとして期間中は16:00から21:30の間の開催です。

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そこで今回甘党男子がオススメするのが、『カキ氷』sign03

やっぱり暑い奈良で是非食べていただきたいです。

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写真は『白桃とホワイトチョコのかき氷』いま奈良で一押しの新名物と言っていい『かき氷』ですが、

天平祭でもいくつかの専門店が出店していて、シェアして食べくらべもオススメです。

いま奈良県内では、奈良市をはじめ多くのお店が特徴あるかき氷に力を入れています。

最初は私も『かき氷に千円?』って思ってしまいましたが・・

いやいや一口食べていただければ違いに驚かれるとおもいます(あくまで甘党男子の感覚ですが・・)

夏の奈良に足を運んだら是非とも召し上がってみて下さい。

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2019年6月28日 (金)

新元号が「令和」になってから、2か月が過ぎようとしています。

典拠は万葉集ということで、万葉集のふるさと、奈良にも例年になく観光客が各地よりお越しになられそうです。

万葉集 の成立年代は、奈良朝の末ごろと言われてます。

そのなかで歌の占める割合いは第一に大和(奈良県)で、地名はおよそ300(延べ総数は 900)を数え、総地名数の1/4にあたります。

そして、特に奈良県明日香村を含む高市郡に位置する地名(その一部に地名のついた単語を含む)は延べ約150を数える。

故に飛鳥は、全国の万葉故地のなかで最も多くの地を残しているといわれます。

これらの地名を残す場所の大半は、現在も明日香村および周辺地域における特色ある歴史的風土を感じることができる場として良好に保存されており、また万葉集に関連する施設として「万葉文化館 」と「犬養万葉記念館」 があり、展示品やイベントなど楽しんでいただけます。

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「うねめの そでふきかえす あすかかぜ みやこをとおみ いたずらにふく」 志貴皇子(巻一・51)

訳)采女の袖を吹きひるがえす明日香の風、今は都も遠く、空しく吹くことよ。

飛鳥といえば、かつての日本の首都。天皇や皇后の身の回りをお世話する采女がいて、さぞ華やかだったでしょう。

志貴皇子のこの歌は、都が遠くなった寂しさ、物悲しさをうたっている。都は飛鳥からどこへ遷ったのでしょうか?

「とぶとりの あすかのさとを おきていなば きみがあたりは みえずかもあらん」 作者名不明

訳)飛ぶ鳥の明日香の里を後にしていったなら、あなたのいる辺りを目にすることができなくなってしまうのだろうか。

なぜか、飛鳥の歌は、かなしく、切なさがにじみでている。しかも藤原京への遷都は飛鳥京から遠く遷ったわけではないのに。(北西約2㎞)

時代背景としては飛鳥京は古代、允恭、顕宗、両朝および推古朝(593~628)から、孝徳・天智・弘文3天皇の時代(大津京、難波宮)を除いて、文武(もんむ)朝(697~707)までの都であって、あの645年-乙巳の変(中大兄皇子、中臣鎌足らが宮中で蘇我入鹿を暗殺)

そして 672年-壬申の乱(天智天皇の太子・大友皇子‐弘文天皇の称号を追号-に対し、皇弟・大海人皇子(後の天武天皇)が兵を挙げた古代史上最大の内乱)

など、蘇我氏VS藤原氏の政争や天武朝VS天智朝の政争を経て、都が飛鳥京→難波→大津→飛鳥京→藤原京、そして平城京へ遷都されていく。

この目まぐるしい遷都の折に、天武朝(親蘇我派)、皇位継承をめぐり多くの皇子達が罪もなく命をおとしていった。

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日本書紀では、天智/持統朝、藤原氏が正義として扱われるなかで、万葉集では、むしろ没落した多くの霊や土地を鎮魂している。

後に詳しく触れてみたいが、朝堂のトップ藤原不比等、その息子達に睨まれた万葉集の重要歌人である柿本人麻呂、大伴家持一族は死罪や流罪、左遷など憂目にあっている。(祟りを恐れてか?没後に復位している)

万葉集は決して牧歌的な歌ではなく、時代背景を鑑みながら歌とその土地を眺める事で歌人の愛や絶望、万葉集の奥深さを感じることができるでしょう。

そして、飛鳥が全国の万葉故地のなかで最も多くの地を残している所以は日本書紀が決して触れられたくない歴史があったのでしょう。

まずは、仏教の光を背にした蘇我氏、聖徳太子のふるさと、飛鳥へ!

(※オススメは、飛鳥寺、高松塚古墳、キトラ古墳、橘寺、川原寺、 飛鳥坐神社)

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2019年6月27日 (木)

ようやく奈良県を含む近畿地方が梅雨に入り、雨の日が続いている奈良県地方ですが、

前回ご紹介したアジサイの花が美しい『長谷寺』のように、

なぜか奈良の寺社巡りは、雨によって潤いを帯びた伽藍や花々が、より美しさが際立って

見えるように思えるから不思議です。

今回は、女人高野として知られ、美しい五重塔が周囲の木々の緑との調和する『室生寺』を訪ねます。

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『行った事はないけど、写真などで見たことのあるな?』と思った方も多いと思います。

周囲の自然と調和し、均整のとれた女性的な美しさはまさに、かつて女子禁制で入山を禁じていた高野山に対し、

女子の入山を禁じなかった、まさに『女人高野』そのもののように感じます。

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室生川に架かる朱の橋を渡れば境内。アクセスはマイカーが便利ですが、

近鉄室生口大野駅から路線バスも運行されていて、公共の交通機関だけでも大丈夫ですよ。

2境内は石段が続きますが、拝観券売り場では、竹の杖も貸し出してくれますよ。

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確かに秋の深紅の紅葉も美しくおすすめの紅葉の名所なのですが、

新緑のもみじが、山間から差し込む光を浴び吹き抜ける風に揺れるもみじを見ると、

不思議と蒸し暑を忘れます。

五重塔が見えてきました・・

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美しく、凛としたたたずまいです・・

山あいに立つ室生寺の境内には車や電車といった人工的な音はなく、

周囲は静寂と、時おり吹く風に揺れる木々のカサカサっという音だけが聞こえ、自然にいだかれた塔を

いにしえとさほど変わらないであろう環境で見ることができる事に、感慨を覚えます。

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五重塔からさらに奥へと続く石段は、奥の院へと伸びていきます。

現在は美しく凛と立つ五重塔ですが、左の切株は、平成10年9月の台風で木が倒され、

その木が五重塔を直撃し、甚大な被害を受けます。

室生寺の五重塔・・昔どこかで聞いた事があるような・・という方は

もしかするとその時の印象かも知れませんね。

さて、境内の散策で疲れたら、やっぱり甘い物を食べたくなりませんか?

今回は、私のオススメで室生寺の境内から歩いてすぐの所にある、よもぎ入りの回転焼きのお店、

『栄吉』さんをご紹介します。

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中は程よい甘さのあんこと、外はほろ苦いよもぎの皮が相まって、ここでしか味わえない逸品で、

お土産用に買った回転焼きも数個食べてしまいました。

室生寺までは当ホテルから車で約1時間15分程。アクセス便利なTHE KASHIHARAを是非ご利用下さい。

いかがでしたか?

次回は、夏の奈良は燈花会などイベントが盛り沢山!という事で、

是非あつい奈良に来てみたい!!と思えるような話題をお届けします。

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2019年6月17日 (月)

皆さんこんにちは、雨の多い時期になりました。

せっかくの旅行なのに、あいにくの雨・・・

そこで今回は、この雨の多いこの時期にぜひ訪れていただきたいお寺をご紹介いたします。

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ここは奈良県桜井市の長谷寺。西国霊場三十三箇所の八番札所として、日本有数うの観音霊場として知られているお寺で、

四季折々の花々が美しいお寺でもあるんです。特にオススメなのがアジサイの時期。

そう、今からがまさに見頃の時期なんです。

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いかがですか?

アジサイにはやっぱり雨が似合います。

アジサイは七月の上旬まで見頃でまだまだ美しいアジサイを楽しめますよ!

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国宝にも指定されされている本堂は三代将軍徳川家光の寄進によるものと伝えられ、

歴史ある伽藍から見る木々の緑がこの時期本当に美しく、ただ眺めているだけで日常を忘れさせてくれます。

長谷寺へ駅からお寺へと続く参道を歩いてみます。

花より団子? 旅先の散策にはやっぱり、甘いものがほしいですよね!

そこで、今回甘党男子がオススメするのが、よもぎがたっぷり入った草餅。

粒あんのほどよい甘さとよもぎの香りが絶妙で、地元のほうじ茶とベストマッチなんです。

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草餅も美味ですが、参道を歩けば、地酒のお店や地元の特産品のお店などが軒を連ねて楽しいですよ!

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いかがでしたか?

長谷寺へは当ホテルから車で約40分程、電車でも大和八木駅乗り換えで45分程(長谷寺駅から参道まで歩いて15分)

ぜひ訪れてみて下さい。

次回は、誰もが一度は見てみたい美しい五重塔がある『室生寺』を訪ねます。

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2019年6月 2日 (日)

今回は、日本100名山のひとつにも数えられる奈良県を代表する山、大台ケ原をご紹介しますsign01

大台ケ原は奈良県と三重県にまたがる紀伊山地に位置し、国内でも最も雨の多い地域なのですが、

訪れた日は何と雲一つない青空で、最高の登山日和でしたsun

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大台ケ原は、登山初心者の方でも登山道や木道が整備されていて安心して登れる山だと思います。

山頂付近は立ち枯れた木々が、一種の造形物のような風景が広がっているのが特徴で、この日は眼下に

三重県側の熊野灘がを見ることができました。空気が澄んで条件が整えば遠く富士山も見ることができるとか。

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これから夏山シーズンを迎えますが、5月下旬は木々の新緑が眩しく、シャクナゲの花がとても美しく咲いていました。

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新緑の季節は、葉の葉脈さえも見えて、とにかく美しいですよ。

大台ケ原の見どころとして忘れてはいけないのが、『大蛇嵓』(だいじゃぐら)

絶景スポットではありますが、鎖で囲われた岩場で、とにかく最初は誰でも尻込みしたくなる....

そんな場所です。

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晴れわたる空。澄んだ空気。どこまでも連なる山々。

誰もがまた来たいと思える風景ですよ!

当ホテルから大台ケ原へは車で約2時間。

シーズン中は電車とバスを乗り継いで行くこともできます。

ただ、夏山は天候の急変もよくある事。また山頂付近は強い風が吹き抜けます。

十分な準備と余裕のあるスケジュールで登山を楽しんで下さいね。

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2019年5月25日 (土)

皆様いかがお過ごしですか。

春から初夏へと季節が進んでるな~と感じる程、昼間の気温が真夏日近くまで上がってくるようになり

ました。

さて奈良県内には、葛城高原をはじめツツジの名所が多くありますが、今日は遅咲きのツツジが見頃で、

世界遺産「古都奈良の文化財」の構成資産の一つでもある、奈良市の平城宮跡で南門の復元工事が進む

国営平城京跡公園を訪ねます。

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Img_20190502_104036_2春はサクラの名所でもある平城京跡ですが、

5月いっぱいは遅咲きの美しいツツジがご覧いただけますよ。

ちなみに春の桜はご覧のとおり・・・

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春は吉野の桜もやっぱりオススメですが、次のシーズンは是非奈良で2泊いや3泊して、奈良の桜を

満喫していただければ幸いです!!

今回はツツジと共に4月から復元工事の一般公開もはじまった『南門』。正式には第一次大極殿院南門。

今しか見る事のできない復元工事の現場を特設の見学デッキから見学する事ができるようになりました。

考古学ファンのみならず、是非今しか見る事のできない復元工事の現場を見に来てはいかがでしょうか。

見学時間など詳しい情報は平城京跡歴史公園のHPをチェックして下さいね。

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真夏の平城宮跡はなかなか暑く、最近の奈良名物のカキ氷がとても美味しく感じるのですが、

暑い季節の奈良観光でオススメなのが夕方の時間帯。

朝夕と昼間の気温差が大きい奈良は、夕方は気温が下がり観光にはベスト!

特に写真を撮るとタイムスリップしたかのような、いにしえの風景さながらの景色が撮れるチャンスなので、なおさらオススメ!

 

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いにしえの夕景を見て、ホテルに泊まってゆっくりと流れる時間を過ごしてみてはいかがでしょうか?

6月1日(土)と2日(日)は『空から平城宮跡を見てみよう!』という事で

熱気球で平城宮跡を空から見るイベントも予定されています。

5月28日までに平城宮跡管理センター宛に郵便でお申込が必要ですのでご用心を!

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2019年5月19日 (日)

5月も中旬を過ぎて、昼間の気温も時おり真夏日近くまで上がるようになりました。

前回は『山の辺の道』を電車で訪ねましたが、今日は橿原市内のほぼ中心部にある

今の季節、薔薇の花で有名なおふさ観音を訪ねます。

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当ホテルから近鉄橿原線で2駅の八木西口駅から徒歩で15分程の距離にある

おふさ観音ですが、四季折々の花が美しいお寺として有名で、なかでも春の薔薇は

4000種類以上が咲きほこる「はなまんだらのお寺」とも呼ばれています。

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朝の光をあびて境内に咲く薔薇の花々は、その香と共に見事の一言です。

中には花弁を重ねためずらしい品種も多く、

いつまでも見ていたい・・と時間の経つのを忘れてしまいます。

西洋風のイングリッシュガーデンに薔薇の花は良く似合う風景で決して珍しくはないかも知れませんが、

観音堂と薔薇の花がこんなにも調和する事にも驚きました。

見頃を迎えたおふさ観音を是非訪れてみてはいかがでしょうか。

次回は、ツツジの花が見ごろを迎えた奈良市内にある南門の復元工事中の平城宮跡を訪ねます。

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2019年5月 4日 (土)

新元号なった10連休皆様いかがお過ごしですか?

今日は、ゴールデンウイーク後半に令和元年となった今、オススメする観光スポットをご紹介するしますsign01

新元号の『令和』は万葉集に由来するということは、広く知られるようになりました。

そこで今回は、当ホテルからJRの万葉まほろば線に乗って万葉集のふるさとを訪ねます。

旅の始まりは、ホテルから近鉄橿原神宮前駅から2駅の八木西口駅から歩いて5分程の畝傍駅からスタートです。

Unebieki_2畝傍駅(うねび)なかなか読めないですよね。万葉まほろば線は『帯解(おびとけ)』『京終(きょうばて)』など、

何と読むの?という駅名が多い路線でもあるんです。

2両編成の電車に揺られ、程なくすると巻向駅(まきむく)に到着です。

巻向?どこかで聞いたことのあるような?考古学がお好きな方なら直ぐにお分かりかも知れませんが、

纏向遺跡がほど近くの駅です。

Makimukueki奈良県の平野部はツツジが見頃を迎えています。これから歩く山の辺の道の途中にもツツジが美しく咲いていますよ!

Annnaiban山の辺の道は奈良県天理市から桜井市までの青垣の山麓沿いに約16キロに及ぶいにしえの道で、万葉集にも登場する地名が多く、

万葉の世界観に引き込まれますよ。

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九州地方にも足跡がある景行天皇の陵墓。

近くには三輪そうめんのお店も多く最近はおしゃれなカフェもできてきました。

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散策の途中ある無人販売。私(甘党男子)のオススメなのが、ここのオレンジピール。

私は2、3日かけて水分を飛ばして固くなったところで、溶かしたビターチョコレートに付けて食べるんです。おいしいですよ!

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山の辺の道は、ご年配も方も多く安心して歩いていただけるハイキングコースで、

四季折々の花も散策の楽しみの一つです。

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Renge_daiこの時期は、ツツジ、藤、レンゲがきれいに咲いていました。

いかがでしたか?

単線の電車でゆったりと巡る、万葉の里そして山の辺の道。

今回はご紹介することができなかったのですが、ここから見る夕日もきれいなんですよ。

是非、奈良大和路の万葉の里を訪ねてみてください。

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2019年4月30日 (火)

今日、4月30日をもって平成が終わり、明日より新元号「令和」の時代となります。

THE KASHIHARA(旧橿原ロイヤルホテル)は平成6年3月オープン以来、25年間営業が続けてこれたのも、ひとえにたくさんのお客様のご支援ご厚情の賜物と心より御礼申し上げます。

「令和」も引き続き何卒よろしくお願い申し上げます。

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新元号「令和」が万葉集の梅花の歌の序文を典拠としていることが公表され話題になっています。

万葉集『梅花の歌三十二首并せて序』(巻五)より

原文)

天平二年正月十三日、萃于帥老之宅、申宴會也。

于時、初春月、氣淑風。梅披鏡前之粉、蘭薫珮後之香。

天平二年正月十三日に、帥老の宅に萃(あつま)りて、宴會を申(の)ぶ。時に、

初春の月にして、氣淑く風ぎ、梅は鏡前の粉を披(ひら)き、 蘭は珮後(はいご)の香を薫す。

現代語訳)

天平二年正月十三日(西暦730年2月8日)に、太宰府の長官の大伴旅人の家に集まり、

梅花の宴を開く。季節は、初春のよい月で、大気もよく風も穏やかになり、

梅の花は鏡の前(に座る美女たちが化粧に使う)白い粉のように(白く)開き、

蘭は(身にまとう)装飾品の香りのように薫っている。

『文選』張衡(78-139)中国の詩文集「帰田賦」より抜粋
原文)

於是仲春月,時氣清;原隰鬱茂,百草滋榮。

是に於いて 仲春の月 時はし気は清むすむ 

原隰げんしゅうし鬱茂し 百草 滋栄す

現代語訳)

おりしも今は 春も半ばのめでたい月よ。

時節はなごやか 空気は澄んで 丘も湿地も鬱そうと 百草は繁り花さく。

さて、「令和」は、わが国最古の歌集「万葉集」が典拠となり、『万葉集』巻5に残されている、「梅花(ばいくわ)の歌三十二首」の歌そのものではなく、序文に天平2(730)年正月13日に帥老(大伴旅人)の宅に集まって宴会をくり広げたことである。

この中の「令」と「和」を組み合わせている。

ただし、この序文、万葉仮名(大和言葉を漢字で表記する)ではなく漢文で記されている。

中国の南北朝時代に記された『文選』の「帰田賦(きでんのふ)」の一部を借用したらしいから(「仲春令月、時和し気清らかなり」)孫引きとなり、SNS上で批判的なコメントも一時散見されました。
ここで、万葉集について、カナリ深イイお話をご紹介しておきましょう。


歴史作家 関裕二氏は、最近のコメントの中で

『日本は漢字文化圏から多くの影響を受けてきたから、日本の文献から引用しても、必ず海外との何かしらのつながりが出てくるのは当然のことで(漢字そのものが、大陸から伝わったのだし)、それでも「日本人が記した書物の中から漢字を拾ってくる」行為は、試みとして称賛されるべきものと思う。』-と述べている。

また、『《文選》の「帰田賦」は後漢時代の政治家で発明家、天文学者の張衡(ちょうこう)が、愚昧な安帝と政治腐敗に辟易し、都を離れるときに詠んだものだが、『万葉集』の「梅花の歌」の序文にも、良く似た背景が隠されている。だから、序文作者が「帰田賦」の記事の一部を借用したのは、意図的ではないかと思えてくるのだ。というのも、序文の記事は、独裁者藤原氏が高笑いしていた絶望の時代のものだったからだ。むずかしい立場にあったのは、歌壇の主役大伴旅人とその一族であり大伴氏の悲劇は、主だった古代豪族が藤原氏に潰されていく中、最後に残った名門豪族だったことだ。そんな中、大伴旅人が頼りにしたのは、天武天皇の孫の長屋王だった。ただし長屋王は神亀元(724)年に政権トップの左大臣に躍り出たため、藤原氏に邪魔にされたのだ。そんなおりもおり、大伴旅人は大宰帥に飛ばされ、長屋王は都で孤立し、陰謀にはめられ、一家全滅に追い込まれてしまった。それが、「梅花の歌」が作られる前年の天平元(729)年のことで、大伴旅人は都の悲劇を、なすすべもなく見ているほかなかった。』と、

関氏はこの歌に秘められたもうひとつの悲しい抒情を述べていた。

”名付け親〟とされる?万葉集研究・中西進先生は、最近のインタビューの取材のなかで

『なぜ大伴旅人が大宰府の帥になったかというと、当時の新興勢力であった藤原氏が、一族出身の光明子を聖武天皇の皇后にしようとして、邪魔な旅人を左遷したからです。続いて藤原氏は、左大臣の長屋王を自害に追いやった。そして書状で自分を琴になぞらえて、自分の生き方を宣言するんです。「あなた方は私の軍事力を気にしているけれど、私は役に立つつもりはありませんし、反対に、あえて戦いを望んであなたと対峙(たいじ)することもありません」と。この品格にしみじみと感動しませんか。万葉歌人の中でも旅人こそは最も高邁(こうまい)で一番すてきな男性です。』

この大伴旅人の歌を絶賛し、また、中西進氏インタビューの締めくくりとして、

『対立する2つの勢力があるとき、選択肢は戦いか屈服しかないと考えがちですが、私は必ず第3の選択肢があると思っています。それを世界に示すことができるのがすことができるのが日本であり、日本の務めであると考えています。万葉集の中に息づく平和への祈りを実現するのが、「令和」の時代の役割だと思います。』と中西進氏は「令和」の中に強い期待を込めている。

奈良県(大和)を舞台に詠まれた歌は、重複の含め897首あり、地名が確認されないものも含めば2000千首以上にのぼるのではないかと言われております。

つまり全万葉4516首の半分ほどは奈良県(大和)を舞台にしているだろうということです。

THE KASHIHARAはその舞台の中央に位置し、大和三山に囲まれ、飛鳥エリア、大神神社エリア(山の辺の道)、吉野、宇陀、葛城へのアクセスに最適です。

もちろん、初心者からマニアの方まで大歓迎です。

皆さまの万葉の旅を心よりお待ち申し上げます。

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2019年4月21日 (日)

今年のGWは最大で10連休!

どこへ行こうかご検討中の皆さん、甘党男子がオススメする、

これ以上は無いインスタ映えスポットをご紹介します。

1_2どうでしょう?この写真。ちなみにこの写真、一切画像の加工はおこなっていません。

そのまんまなんです。

カメラも一眼レフといったものではなく、普通のスマホカメラで撮ったものなんですよ。

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ここは、日本で最初の厄除け霊場で知られる『岡寺』の境内にある石楠花・華の池。

水面を埋め尽くすように色鮮やかな天竺牡丹(ダリア)の花は、

まさしく極楽浄土をそのものです。

おすすめの撮影スポットは上の写真だと左側の水の出口近く、

段差がある場所なので水面に合わせた写真を撮る事ができます。

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Hana0_133729_3華の池だけでなく境内の様々な伽藍にダリアが美しく飾られ、時が経つのを忘れますよ。

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境内は石楠花(シャクナゲ)はシーズンが終わろうとしていますが、

GWからはつつじも見頃となります。

今年のGWは是非、奈良明日香の里を訪れてみませんか。

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