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旅行の荷物を減らす方法!これだけは必要なものやあると便利なものも紹介

2023-02-28

旅行の荷造りをしていて、あれもこれもと荷物を足していると多くなりがちです。荷物が多いと持ち歩きが大変なので、少なくしたほうが身軽に旅行を楽しめます。
本記事では、最低限の荷物で旅行したい方向けに、荷物を減らすコツや不要な荷物、逆にあると便利なものなどを紹介します。ぜひ参考にしてください。

旅行の荷物を減らす方法

旅行の荷物が少ない人は、心配だからと必要以上に荷物を足さず、本当に必要な分だけをバッグやスーツケースに詰めています。荷物が多くなってしまう人には「必要かもしれない」と持っていって、結局使わなかったものがあるのではないでしょうか。余計な旅行の荷物を減らすと、旅先で身軽に移動できます。下記では、荷物を減らすコツをいくつか紹介します。旅行の準備をする際の参考にしてみてください。

服は着回しできるものを選ぶ

旅行日数分の洋服は用意せず、着回しできる洋服を選ぶことで持っていく枚数を減らせます。ズボン、スカートを何度か着回し、上の服だけ着替えるようにして荷物を減らしましょう。おしゃれも楽しみたいなら、アクセサリーで印象を変えてみてはいかがでしょうか。

洋服を選ぶ際は、デニムパンツ、白やネイビーといったベーシックカラーの洋服、ボトムスを選ぶとコーディネートしやすいためオススメです。一枚だけで済むワンピースや着方の工夫ができるロングシャツ、Tシャツ、ブラウスも着回しに向いています。

かさばりがちな洋服が減るだけでも荷物がすっきりします。着回しできる洋服を選んでみてください。

仕分けをきっちりする

選んだ荷物をいきなり詰める前に、仕分けをする時間を作ってみましょう。荷物を一面に広げ、必要なものといらないものを分けてみてください。持っていくものは、用途や使用シーンごとに分類しておくとあとから取り出しやすくなります。

小物類はポーチにまとめるのがオススメです。バッグのあちこちに小物を収納すると、次に取り出そうと思ったときにどこにあるか忘れることがあります。探す手間がかかるため、分類した上でポーチにまとめておくと旅先ですぐに取り出せます。

また、これまでに旅行した経験がある場合、出番がなかった持ち物はないでしょうか。過去に使わなかったアイテムは、思い切って省いてみると荷物が減ります。

コンパクトな財布を使用する

旅行先では長財布ではなくコンパクトな財布を使うようにしましょう。ポイントカード、クレジットカードなど、さまざまなものが入っている財布は意外とずっしりします。紛失したときのリスクも考えると、旅先で不要なカード類は置いていったほうがよいでしょう。

財布兼バッグとしても使えるウォレットバッグを持っていくと、少ない手荷物で散策できます。長財布を持っていきたい場合は薄めのものがよいでしょう。あるいは、ミニバッグにも入れやすくて軽い、小さめの財布を持っていくのがオススメです。

スキンケア類を減らす

化粧水、保湿クリームなど、普段使うスキンケア用品を全部持っていくと、かなり場所を取ります。オールインワン化粧品で代用すれば持ち物が減るためオススメです。

1泊など短期旅行の場合は、使い切りタイプや個包装の試供品を持っていくとよいでしょう。持ってない場合や足りるかわからない場合は、トライアル用のミニスキンケア商品を使うか、手持ちのものを小さい容器に移し替えてみてください。そのほかには、顔に付けるマスクタイプにすると一枚でスキンケアができるので重宝します。

メイク用品もマルチタイプのものがオススメです。リップとチーク兼用など、マルチに使えるクリームやパウダーがあります。メイク落としもボトルタイプよりクレンジングシートのほうがコンパクトです。

ガイドブックを持たない

ガイドブックは気になるページだけ切り取るか、スマートフォンで写真を撮り、いつでも見られるようにしておきましょう。本は重いうえ、一冊ならまだしも何冊かあると荷物になってしまいます。

今どきは大手ガイドブックの観光情報をアプリで閲覧できます。インターネットで検索しても情報を調べられるため、思い切って持っていかないのもアリです。それでも持っていきたい本がある場合は、電子書籍を選ぶと荷物になりません。

ガイドブック以外では、ホテルフロントや観光案内所、タクシーの運転手さんなど、現地で観光情報を聞くのもオススメです。ウェブサイトで情報収集する場合は、旅行・宿泊系の情報サイト、観光協会や地方自治体の公式サイトなどが参考になります。気になる情報はブックマークしておくなど、スマートフォンからいつでもチェックできるようにしましょう。流行りのスポットなどの最新情報はSNSでのチェックがオススメです。

宿泊先にあるものは持っていかない

宿泊先ではアメニティや設備が利用できます。宿泊先にあるとわかっているものは、置いていって荷物を減らしましょう。

利用できるアメニティ・設備は宿泊先によって異なります。一般的に置いてあるものは、歯ブラシセット、シャンプー、コンディショナー、ボディソープ(石鹸)、ヘアブラシ、タオル、館内着、バスローブ、ドライヤーなどです。ヘアアイロンや充電器などもレンタルできる場合があります。

パジャマは客室にある館内着でも代用可能です。着慣れたものがよい場合は、パジャマの代わりに部屋着や外着としても使えるスウェットパンツ、Tシャツで代用してみてはいかがでしょうか。冬場は薄手で保温性の高いインナーを選ぶと、防寒もできるうえにかさばりにくくなります。

宿泊先に何のアメニティや設備があるかは、公式サイトで確認してみてください。記載がない場合は、宿泊先が忙しくない時間帯を見計らって、問い合わせしてみるのもよいでしょう。

旅先で荷物が増えないようにする

帰りにお土産を買ったら、荷物が予想以上に増えていたことはないでしょうか。お土産で荷物を増やさない工夫として、事前に誰に渡すかを決めておき、決まった数を購入するようにするとよいでしょう。

とはいえ、せっかくの旅行に来て、あれもこれもとなる気持ちもわかります。気になるお土産があった場合は、あとから通販で購入する選択肢もあることを覚えておけば、現地で余計に荷物を増やさずに済むのではないでしょうか。

それでも心配な場合は、エコバッグなどコンパクトに折りたためる予備のバッグがあると、お土産入れに役立ちます。ほかにはホテルフロントや空港から宅配便を手配し、多くなった荷物を自宅に送る手段もあります。帰り道も必要な分だけ持って移動できるため、こちらも検討したい方法です。

旅行の荷物としてこれだけは必要なもの

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「荷物を減らしていたら、必要なものまで省いてしまった」となってはあとで困ります。下記を参考にしつつ、旅行で最低限必要なものを把握して所持品に入れておきましょう。

現金・クレジットカード

手持ちの現金が少ない場合や急にまとまった金額が入り用になったとき、クレジットカードがあると便利です。そのほかに、宿泊先でデポジットを求められた場合もクレジットカードが必要になります。これは預り金のことで、海外の宿泊施設だけでなく、国内の一部宿泊施設でも要求される場合があります。

クレジットカードや電子決済が使えない施設もあるため、現金も用意しておくに越したことはありません。利用予定の公共交通機関の運賃、宿泊費、食費、観光施設の入場料、お土産代など、必要な費用を用意しておきましょう。現金が足りなかった場合も考えて、キャッシュカードもあると安心です。

また、コインロッカーで荷物を預ける可能性があるのであれば、小銭も用意しておきましょう。

デジタルデバイス

さまざまな使い道があるスマートフォンは旅の必需品です。現地でのナビ、決済、連絡手段、写真撮影、公共交通機関の時刻表確認、チケットレスサービスや電子クーポンの利用などに使えます。旅の思い出になる写真を多く残したい場合は、スマートフォン用の自撮り棒や三脚もあると活躍するでしょう。

スマートフォンを充電できる充電器と充電コードも忘れずに持っていきましょう。モバイルバッテリーもあると、外でバッテリー切れになっても充電できます。飛行機に乗る際には、モバイルバッテリーは機内預け入れ不可のため、手荷物に入れておきましょう。

充電が必要なデジタルデバイスが複数ある場合は、電源タップもあるとまとめて充電できます。また、レンタカーや自家用車で移動するときには車載充電器があると便利です。

常備薬

胃薬やいたみ止め、目薬、処方された薬など常備薬がある場合は、日数分を持っていくようにしましょう。旅行先で探すこともできますが、体調を崩しながら買いに行くのは大変です。場所によっては店舗が少ない場合やよく飲む薬が売っていない可能性もあるため、旅行前に準備しておくとすぐに対処できます。

船やバスなどに乗る場合は酔い止め薬があると安心です。山など虫が多そうな場所に行くなら、かゆみ止めや虫除けスプレーなどもあったほうがよいでしょう。

薬を持っていくときはピルケースやポーチを使うと、一日分など細かく整理できます。ケースに入れず、そのままバッグなどに入れると薬の包装が破れるおそれがあるため避けましょう。また、お薬手帳も忘れず用意してください。薬局の薬剤師が、普段飲んでいる薬などの情報を把握するために使います。

身分証明証

万一のときに備えて運転免許証などの身分証明書を持っていきましょう。運転免許証はレンタカーなどを運転する際に必須です。空港など身分証明書の提示を求められた場合にも使えます。ほかにはパスポート、個人番号カードなども身分証明書として扱われます。

下着・インナー

下着・インナーは毎日着替えられるように旅行日数分を用意しましょう。秋冬の時期や寒冷地への旅行をする場合、足元が冷えるときには靴下があると快適に過ごせるため、一足は持っていくことをオススメします。

宿泊日数が多い場合は、宿泊先のコインランドリーやランドリーサービスの利用も検討してみてください。現地で洗濯できるなら、衣服の枚数が少なくても毎日清潔なものを身につけられます。

また、シャツや下着、インナーを手洗いする選択肢もあります。軽い汚れなら水でも落ちますが、落ちない汚れがついた場合は石鹸やボディソープを試してみてください。

洗う服は、ナイロンやポリエステルなど速乾性のある生地を選ぶのがオススメです。洗った衣類は洗濯ロープや洗濯ばさみがあると干す際に便利です。ハンガーを持っていきたい場合は、折りたたみ式のものを選ぶとかさばりません。

旅行にあると便利なもの

できるだけ荷物を減らしたほうが身軽ではありますが、逆にあったほうが旅先で便利なものもあります。下記ではあると便利な持ち物を紹介します。必要に応じて選びましょう。

エコバッグ

エコバッグは、レジ袋有料化の影響もあり、普段から欠かせない存在です。旅行でも、お土産などを入れるときなどで活躍の機会があります。買い物以外では、入浴セットや着終わった洋服など、何かを持ち運ぶときに便利です。使わないときは、コンパクトに折りたためるため邪魔になりません。

エコバッグとは別に、ビニール袋も何枚かあると便利です。持ち運びのほかにごみ袋として使ったり、汚れたものや濡れたものを入れたりしたい場合に役立ちます。薄くて軽いため、あっても邪魔にはなりません。

ジッパー付きポリ袋もあると何かと便利です。液漏れの心配があるものや開封したお菓子を一時的に入れておきたいとき、匂い移りの心配があるものを持ち運ぶときなどに使えます。

洗濯ネット

洗濯ネットは服の仕分けに使えます。特に便利な点は、帰宅したときにそのまま洗濯機に入れて洗えるところです。旅行から帰ったあとに洗う服を探す手間が省けます。洗濯ネットで服を分けるときは、着る前と着た後で分けられるように複数枚用意しておくのがオススメです。

洗濯ネットはメッシュ生地が使われており、ものによって生地の細かさが異なります。粗いものだと中身が確認しやすく、細かいものは中身が見えにくいため、洋服と下着など、入れるものに応じて使い分けるとよいでしょう。

そのほかには、複数人で旅行していてコインランドリーを使うときに便利です。洗濯ネットに入れておけば、ほかの人と洗濯物が混ざらなくなります。

コード類をまとめるホルダー

スマートフォンなど、持っていくデジタルデバイスが多いと、充電などで必要なコードも増えます。そのまま入れるとバッグの中で絡まったり、荷物に引っかかったりして困ることもあるはずです。コード類を収納する際はコードホルダーでまとめると絡まらず、コンパクトに持ち運べます。

ホルダーには、コードを巻きつけて収納するタイプやコードをバンドやクリップで固定してまとめるタイプなどの種類があります。かわいいデザインのホルダーもあるため、お気に入りのものを探してみてください。

また、ガジェットポーチや収納ポーチに収納する方法もあります。充電コードやイヤホン、モバイルバッテリーなどの電子機器、コード類をまとめるのにオススメです。ガジェットポーチには水濡れに強い素材のものもあり、ペットボトルの水滴や雨などの防水に役立ちます。

【1,2泊】大きめのバッグ

1~2泊など宿泊日数が少ない場合、スーツケースにすると荷物の量より容量のほうが大きくなる可能性があります。キャスターがあるため荷物を運ぶには便利ですが、あまり小回りが利かない点が不便です。

1~2泊なら荷物が少なくて済むため、ボストンバッグなどの大きいバッグやリュックサックがちょうどよいでしょう。どちらも1~2泊に必要な荷物を収納できるほどの容量はあります。よく使うものは、上のほうやポケットなどに入れるとすぐに取り出せて便利です。重いものは、背中に近い中間部分に入れると背負いやすくなります。

手持ちのバッグだと手が塞がりますが、ショルダー付きのボストンバッグにすると肩にかけることが可能です。リュックサックと同様に両手が自由なまま散策できます。バッグごとに機能性、デザインなど種類があるため、よさそうなものを探してみてください。

【3泊以上】キャスター付きのバッグ

3泊以上になると荷物が増えるため、容量の多いバッグを用意しましょう。この場合はスーツケースを用意するのがオススメです。荷物が重くても、キャスターで転がせば楽に移動できます。ただし段差や階段のある場所では使いにくいため、必要のないときはホテルやバス、飛行機などに預けるとよいでしょう。ポイントは宿泊先に置いてもよいものを中心に収納することです。荷物を入れるときのコツとして、重いものを底のほうに、軽いものほど上のほうにしましょう。

容量の目安は3泊なら40L以下、4泊~6泊なら50~69L、1週間以上なら70L以上です。荷物が少ない場合は、目安より小さい容量でも大丈夫でしょう。収納したい荷物と相談しながら選んでみてください。

キャリーオンバッグとスーツケースを併せるのも便利です。キャリーオンバッグとは、スーツケースの上に載せて運べるかばんのことです。スーツケースと別で、財布などのすぐ取り出したい荷物を入れるのに適しています。バッグの種類はさまざまなものがありますが、少ない荷物で旅行するなら、必要に応じて収納できる折りたたみ式を選ぶとコンパクトです。

キャリーバッグとリュックの良いとこ取りをしたキャスター付きリュックもあります。平坦な道や荷物が多いときはキャリーで転がす、段差の多い場所・狭い道や荷物が少ないときは背負うなどの使い分けが可能です。サイズと重量に問題がなければ機内持ち込みもできます。

【3泊以上】圧縮袋

宿泊日数が長くなると基本的に衣類も増えます。衣類が増えるとかさばるため、圧縮袋で圧縮するとバッグやスーツケースの空間に余裕ができます。

ビニールタイプの圧縮袋は、手で押し出して空気を抜いて圧縮します。それ以外にはジッパーで閉じるバッグタイプもあります。圧縮力は弱めですが、空気を抜く手間がなく、出し入れしやすい点がメリットです。

冬場や雪が降る地域に旅行する場合にも圧縮袋は重宝します。防寒のためにセーターなど厚手の洋服を持っていくと、宿泊日数に関係なく、どうしてもかさばりやすくなります。その場合でも圧縮袋を使えば、厚手の衣類をコンパクトに収納できるようになるためオススメです。

使用時の注意点として、圧縮するとシワになりがちです。インナーなど目立たないものか、シワができにくい生地の服を入れるとよいでしょう。

旅行の荷物を減らすことによる効果

旅行の荷物を減らすと下記のようなメリットがあります。

移動の負担を減らせる

重い荷物を持って歩き回るよりは、手持ちの荷物を減らして軽くしたほうが移動するときの負担が減ります。手荷物が多いと手も塞がりやすいですが、持ち物が少なければ手が自由に使えて快適です。

足りないものがあっても、各地のコンビニで買えることがほとんどです。思い切って荷物を減らして、身軽に旅行を楽しみましょう。

荷物の準備や片付けが楽になる

荷物が少ないと荷造りも楽です。荷物が多いと、それだけで詰め方の工夫を考えたり、押し込んで詰めたりするなどの手間がかかります。バッグに余裕で入るほど荷物を減らしておけば、荷造りの手間も省けるでしょう。帰宅したときも、荷物が少なければ片付けがすぐに終わります。

また、荷物が少ないと整理もしやすく、必要なものを見つけやすくなるメリットもあります。荷物が多いと旅先で何かを忘れる可能性もあるため、自分が管理できる分だけを持っていくことも大切です。

飛行機の機内持ち込みサイズにできる

飛行機で移動するなら、預ける荷物や持ち込む荷物が規定内の重量・サイズなのかチェックする必要があります。初めから小さくて軽い荷物だけ持っていれば、あまり引っかかることがありません。

預ける荷物などが規定以上だった場合、追加料金が発生します。事前に規定内のサイズ・重量にしていれば、余計な料金を支払う必要がありません。特にLCCは制限が厳しいため、荷物を小さくまとめておくメリットは大きなものです。

そもそも預ける荷物がない場合は、行き先の空港で預けた荷物を回収する必要がないため、待ち時間を省けます。大事な荷物が紛失してしまう心配もありません。

まとめ

旅行の荷物を減らすには、必要なものだけに絞ることです。着回しできる洋服を選ぶ、宿泊先にあるものは置いていくなど、持たない工夫をしましょう。

荷物を減らすと移動が快適になる、荷造りと荷ほどきが楽になるなどのメリットがあります。最低限必要なものは忘れず、本記事を参考にしながら荷物を減らしてみてください。

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