安く旅行に行ける時期は何月? 費用を抑えて旅行を楽しむ方法
2023-02-28
宿泊を伴う旅行の場合、交通費から宿泊費、現地での食事代まで様々な出費は避けて通れません。旅行に出かけたいと思っていても、費用を気にして我慢している人も多いでしょう。しかし、工夫次第では旅行費用を安く抑えることは可能です。本記事では、安く旅行に行ける時期や旅行代金が時期によって変動する理由、旅行の費用を安く抑える方法などを解説します。
旅行の費用が安い時期は何月?
春休みや夏休み、ゴールデンウィーク、シルバーウィーク、年末年始などの大型連休は、旅行会社やホテル・旅館にとって繁忙期に当たるため、一年で最も旅行代金が高くなります。また、暖かく比較的気候が穏やかで安定している季節も、旅行者が集中するため、航空券やホテルの料金が高くなります。
安く旅行するのであれば、大型連休の前後や厳寒期または酷暑期など、いわゆるオフシーズンが狙い目です。年末年始を除いた12月~1月、ゴールデンウィークを除いた4月~5月、九州地方から段々と梅雨に突入する5月下旬から6月下旬頃は旅行者が少なくなる傾向にあり、航空会社やホテル・旅館にとって閑散期に当たるため、同じ月の中でも料金が安くなります。
閑散期には旅行会社やホテルが、各自集客に向けたお得なキャンペーンを打ち出すことが多いタイミングです。少しでも安く旅行したい人は、これらの時期を見越して早めに計画を立て、キャンペーン情報をこまめにチェックしておくことをオススメします。
旅行の費用が変動する理由
旅行会社やホテル・旅館は数ヶ月先の旅行需要を予測して航空料金・宿泊料金を決定しており、
国内でも海外でも人が多く動く旅行需要の高いオンシーズンの時期は航空料金・宿泊料金ともに高く設定されます。オンシーズンには旅行需要が供給量を上回るため、料金を高く設定したとしても満席・満室を確保できるからです。
反対に、旅行者が少ないからといって旅行会社が当初の予定よりも機体の小さい飛行機に変更したり、ホテルや旅館が部屋数を削減したりといった調整をすることはできません。そのため、閑散期の間は、価格を下げてでもなるべく空席や空室を埋めて利益を確保したいと考えます。これがオフシーズンの旅行の費用が安くなる仕組みです。
国内旅行の人気エリアのオフシーズン
人気観光地でも時期によっては費用を抑えて安く旅行することが可能です。この章では国内旅行の行き先として定番の北海道、沖縄県、関西地方のオフシーズンを紹介します。
北海道
夏は涼しくて過ごしやすく、自然を満喫できることから北海道は避暑地として人気があります。冬はスキーやスノーボードといった雪国ならではのウィンタースポーツが楽しめる名所が多くあり、中でもさっぽろ雪まつりは冬季限定イベントも開催されることから、冬の北海道は観光客が大変多くなる時期です。一年を通して国内はもちろん海外からも観光客が訪れる人気の観光地であるため、旅行代金が安い時期が少ないのが特徴です。
北海道に安く旅行する場合、ゴールデンウィークを過ぎた梅雨入り前の6月頃が気候も比較的安定しており、オンシーズンも避けられるためオススメです。6月の北海道は平均気温が約16〜18℃程度と暖かく過ごしやすい時期です。
また防寒対策は必須となりますが、シルバーウィークを過ぎた10月から年末を避けた12月、お正月明けから2月に開催されるさっぽろ雪まつり前までの1月も安く航空券を手に入れやすいでしょう。
沖縄
国内屈指のリゾート地として人気の沖縄は、海水浴やマリンスポーツが楽しめる夏の時期に観光客が集中して旅行代金が高騰します。
反対に、海水浴やマリンスポーツを楽しめる日が少なくなる 5月の梅雨の時期や、冬の時期がオフシーズンです。冬の沖縄は、曇りの日が続くため、青い海や空といった沖縄らしい景色を楽しみたいという人はこの時期を避ける傾向にあり、旅行需要が低くなります。
この時期は安く旅行できるものの、マリンスポーツを楽しむことや、沖縄ならではの景色を体感するのが難しい時期でもあります。そのため、梅雨が明けた6月、台風の上陸数が少ない10月〜11月がオススメです。
6月はゴールデンウィークや夏休みといったオンシーズンから外れているため旅行代金が安く、天候も比較的安定しているため海水浴やマリンスポーツを楽しむこともできる時期です。また、10月〜11月も台風が直撃する可能性はありますが、台風のピークの8月頃と比べると晴れの日が多くなるため、運が良ければ海水浴を楽しむことができます。
ただし、台風が直撃すると飛行機が欠航になる可能性があり、旅行を中止しなければならなくなったり、帰れなくなったりする可能性がある点に注意が必要です。
年明けの1月は沖縄といえど肌寒く、海水浴客がいないため、旅行代金が安くなります。南国感を味わうことは難しいかもしれませんが、沖縄にはビーチ以外にも国際通りや沖縄美ら海水族館など人気のスポットが多いため、十分に楽しむことができます。
関西
関西地方は観光名所の宝庫です。ユニバーサル・スタジオ・ジャパンや万博記念公園を有し、たこ焼きや串カツなど古くから食文化が栄える大阪をはじめ、千本鳥居で知られる伏見稲荷や清水寺、金閣寺など国内でも有名な寺社仏閣が集まる京都、その美しさから世界遺産にも登録された姫路城や六甲山、有馬温泉など見所の多い兵庫と、周遊したくなる人気スポットで溢れています。
関西地方も他の観光地と同様、年末年始を除いた冬やゴールデンウィーク明けの5月〜6月頃など、オンシーズンを避けることで安く旅行できます。冬は寒さが厳しく、6月は梅雨で傘や雨具を携帯する必要があり、快適に旅行を楽しむには不向きな時期です。
大阪は年間を通して人気のエリアですが、全体的に観光客の少ない4月や2月であれば、比較的空いているため、旅行費用を安く抑えられるでしょう。
旅行のオフシーズンにおける注意点
オフシーズンに旅行に行く際には、気温が低すぎたり悪天候だったりと旅行に適した気候ではない可能性があることに注意が必要です。雨や雪が降ることも想定し、事前に現地の気温や天候を調べて適した服装を選ぶようにしましょう。突然の雨に備えて折り畳み傘やレインコートなどを用意しておくと安心です。
旅行の費用を安く済ませる方法
旅先での観光や食事、ショッピングを思う存分に楽しむために、交通費や宿泊費を少しでも抑える工夫は大切です。旅行費用を安く済ませるには、オフシーズンを狙う以外にもいくつか方法があります。
早割を活用する
早割とは早期割引の略で、航空券やホテル代は1〜3か月前など早期に予約することで割引を受けることができます。飛行機の場合、航空会社にもよりますが、75日前、55日前、45日前などさまざまなプランがあり、割引率が6〜8割という超お得なプランも存在します。
飛行機の席やホテルの部屋は確保さえしておけば、細かなオプションなどは後で変更できる場合も多いため、旅行時期を決めたらできるだけ早く予約を済ませるのがよいでしょう。
また、新幹線で移動する場合も、「早得きっぷ」や「えきねっとトクだ値」といった名前でJR各社から売り出されている早割の切符を購入するとよいでしょう。これらは全線で用意されているわけではないため、例えば「えきねっとトクだ値」に関してはネット予約のみで窓口での購入はできないなどの注意点もありますが、事前に各社の情報をチェックして売り切れる前にぜひ確保したいところです。
交通手段を変える
交通費は旅行費用の中でも高い割合を占める費用であるため、なるべく安く移動できる交通手段に変えるのもひとつの方法です。飛行機や新幹線は短時間で移動できる分、料金も高くなります。反面、高速バスや夜行バス、フェリーなどは、移動時間が長くなるデメリットはありますが、低価格な交通手段のため、利用を検討してみるとよいでしょう。
高速バスや夜行バスというと座席が狭く窮屈なイメージを持つ人もいるかもしれませんが、最近では座席を広く確保して乗り心地のよさを高めたバスも増えてきています。ただし、夜行バスは早朝に目的地に到着する場合が多いため、お目当ての観光スポットの営業開始時間まで周辺で時間を潰さなければならない可能性があることに注意が必要です。また、夜行バスの場合、バスの中で一晩を過ごすことになるため、人によってはあまり眠れずに朝を迎えることもあります。寝不足で体調が優れないまま旅先で過ごすことになってはせっかくの旅行が台無しです。行きもしくは帰りだけバスを利用するなど、快適性も考慮して交通手段を選ぶとよいでしょう。
旅行代理店以外を検討する
旅行代理店では飛行機・新幹線・バスなどの交通手段と、ホテル・旅館などの宿泊がセットになったパッケージツアーが販売されています。自分でチケットや宿の手配をする必要がないため手間をかけずに旅行できるメリットがある一方、手数料が発生することから自分でチケットを手配するよりトータルの旅行費用が高くなります。
旅行費用を節約するには、このようなパッケージツアーを購入するよりも、インターネットの格安航空券サイト経由でチケットを手配するのがオススメです。同じプランでも曜日や時間帯、割引適用の有無などによって価格が変動する場合があります。また、比較サイトを活用すれば異なる航空会社やホテル・旅館の情報を横断検索することができるため、徹底的に調べれば、かなりのコストカットが可能になるでしょう。
人の少ない平日を狙って旅行する
航空券やホテルの宿泊費は曜日によっても変動し、土日休みの社会人が多いことから平日の方が安くなるのが一般的です。ただし休みに入る直前の金曜日の夜は料金が高めに設定されているため、月曜日から木曜日までの間に旅行を計画するとよいでしょう。一泊二日であれば、月曜日に有給を取り、日曜日にスタートする旅程とすることで一日のみの有給で済みます。金土、もしくは土日で旅行するよりも費用を安くできてオススメです。
また、ホテルによっては平日の集客を増やすために平日限定の割引プランやクーポンを用意しているケースが多くあります。安く泊まれる日を選んで予約することができれば、かなりの節約につながるでしょう。
アプリを利用する
なるべく安く旅行できるプランを立てるなら、旅行アプリの活用が便利です。旅行アプリにもさまざまな種類がありますが、一般的には航空券やホテル・旅館の料金比較および予約ができたり、ホテル・旅館や観光スポットに関する口コミを閲覧したりする機能があります。エクスペディアというホテル予約アプリでは航空券とホテルを同時に予約すると割引を受けられる場合があります。ぜひ、活用を検討してみましょう。
DAIWA ROYAL HOTEL 公式アプリを使ってお得で楽しい旅行を
DAIWA ROYAL HOTELでは、ホテル予約やネットショッピング機能を搭載した入会金・年会費無料の公式アプリを提供しています。ホテルモードではアプリ限定のシークレットプランやスタンプを集めると景品がもらえるスタンプラリーといったコンテンツが用意されており、ショッピングモードでは、ご当地グルメなどの買い物が可能です。さらに、記念撮影に最適なオリジナルのフォトフレームが使えるほか、割引クーポンが当たるイベントなども開催されています。気になる人はぜひ以下のURLからアプリをダウンロードして利用してみてはいかがでしょうか。
公式アプリ限定のお得なシークレットプランがある
DAIWA ROYAL HOTEL公式アプリでは、お土産付きプランや館内利用券付きのプランなど、ここでしか予約できないお得なシークレットプランが用意されています。日本全国のエリアごとにオススメプランがあり、時期に関係なく通年でお得に旅行ができます。
中にはプランを販売していないホテルや期間もあるため、詳細はアプリをダウンロードして確認してみましょう。
ホテル周辺のオススメスポットを確認できる
アプリ内ではホテル周辺のオススメのスポットを確認できます。SNS映えするスポットや観光のメジャースポットを、分かりやすいイラストMAPで紹介しているため、行き先を選ぶ際の参考にしてみるとよいでしょう。
旅行に役立つ情報やスポット情報をコラムで楽しめる
アプリ内では旅行に役立つ情報やホテル周辺のオススメスポットをまとめたコラムを読むことができます。ホテル周辺でご当地グルメが買える場所やオススメのアクティビティのほか、旅行費用の計算方法や持ち物リストなどお役立ち情報も紹介しているので、旅行前や移動中に目を通しておくと旅のヒントを得られるかもしれません。
まとめ
なるべく安く旅行に行くには、大型連休に重なるハイシーズンを避け、旅行需要が少ない時期を狙うのがポイントです。また、飛行機や新幹線を使わずに高速バスを利用したり、航空券価格比較サイトなどで安い時期を調べたりするのも有効です。今回紹介した方法を参考に費用を抑えて旅行を楽しみましょう。