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のと鉄道観光列車で絶景めぐり!鉄道ファンならずとも魅了される「のと里山里海号」をご満喫

2022-05-23

規則的なリズムを刻み、心地よい揺れに身を任せながら車窓に広がる風景を楽しめる列車の旅。日本各地にはそんなノスタルジックな風情を味わうことができる路線が数多くあります。

北陸には金沢と和倉温泉を結ぶ「花嫁のれん」が走っていますが、今回ご紹介するのは七尾〜穴水を結ぶ北陸の人気観光列車「のと里山里海号」です。和倉温泉の手前が七尾駅ですので、乗り継げば2つの列車の旅を楽しむこともできます。

のと鉄道の観光列車「のと里山里海号」とは?

のと里山里海号

日本海をイメージし、濃紺に染め上げられた2両編成の「のと里山里海号」は、世界農業遺産に認定された地域を走り抜けます。世界農業遺産とは何世代にもわたって社会や環境に適応しながら継承されてきた伝統ある農林水産業を営む地域に与えられたもの。その文化と景観もまるごと対象になっています。日本では11地域が認定され、のと里山里海はその一つです。

「のと里山里海号」は、日本の原風景を思わせるのどかな景色の中、約33,1kmの行程を約1時間かけてゆっくりと走ります。時間がかかる理由は、途中、ビュースポットで徐行または一時停止してくれるから。乗客は素晴らしい景色をたっぷり堪能することができるのです。 停車駅は七尾、和倉温泉、能登中島、穴水の4つ。とくに能登中島駅では10分以上の停車時間が取られています。

楽しみいろいろ、のと里山里海号の魅力

のと里山里海号 内装

「のと里山里海号」は車窓から望む風景だけではなく、車両やサービスも魅力的です。 列車は里山車両と里海車両の2両編成。シートカラーは里山車両がオレンジ色で里海車両が青色ですが、座席の配置は両車両とも同じです。

車窓越しに穏やかな七尾湾を望む海向き席と、グループにぴったりのボックス席が配置され、里山車両にはお土産やのと鉄道グッズが買える販売カウンターが、里海車両にはトイレがあります。また車内は輪島塗や田鶴浜建具など能登の伝統工芸品に彩られ、ギャラリーのように匠の技を見ることができるのも魅力です。

「のと里山里海号」は飲食付きプランも用意されているため、食事をしながら車窓風景を楽しめるのも嬉しいところ。気になるプラン内容は、蒸しあわびのにぎりや能登ふぐの唐揚げなど、能登の新鮮な海の幸が堪能できる「能登前 寿司御膳」と、七尾出身の有名パティシエ・辻口博啓氏が能登の素材にこだわって仕立てたスイーツが満喫できる「スイーツプラン」の2つです。楽しめる列車は限られていますので、どちらも事前に希望プランが楽しめる列車・料金などをご確認ください。

アテンダントさんの解説付き!車窓から眺める絶景の数々

七尾湾

「のと里山里海号」はすべての便でアテンダントさんが同乗し案内してくれるため、事前情報がなくても安心です。アテンダントさんは乗車時に、ホームで乗客をお出迎え。ビューポイントでの解説はもちろん、写真撮影にも応じてくれます。

車窓からは季節ごとに見え方が変わる田園風景、海の向こうにそびえる立山連峰や、群れ遊ぶ白鳥など、いつ乗車しても素晴らしい景色が楽しめますが、ここでは絶対に見逃せない絶景スポットをご紹介します。

能登鹿島駅の桜並木

能登鹿島駅

別名「能登さくら駅」とも言われる能登鹿島駅は、桜の季節にはぜひ訪れたい名所の一つです。駅自体は海と山に囲まれた小さな無人駅ですが、桜の花がほころぶと風情は一変します。ホーム沿いに植えられた桜の木がいっせいに開花し、列車はまるで桜のトンネルを走るよう!毎年多くの観光客がひと目この景色を見ようと訪れ、ベストアングルを探します。列車の本数が少なく、桜と列車を一度に写真に収められるチャンスは数えるほど。この素敵なモチーフを逃さず撮影できるのは、「のと里山里海号」の乗客ならではの特権です。

七尾湾ではイルカに出会えるかも

七尾湾のイルカ

2001年頃から七尾湾では、野生のミナミハンドウイルカが見られるようになりました。はじめは2頭でしたが、外敵からさえぎられ餌も豊富な環境からか、現在は十数頭が生息しています。

運が良ければ車窓からイルカを見ることができるかもしれません。嬉しいことにイルカがよく現れるスポットでは列車を止めてくれるそうです。その際は野生のイルカがいないか、ぜひしっかりと探してみてくださいね。

また、七尾湾を代表する風景の一つに「ぼら待ちやぐら」があります。穴水周辺はかつてぼら漁がさかんでした。「ぼら待ちやぐら」は海に丸太で組まれたぼら漁のためのやぐらで、江戸時代に始まった漁法です。

ぼら待ちやぐら

1990年代まで続けられたそうですが、現在はモニュメントとなっており、漁で賑わっていた時代を今に伝えています。この「ぼら待ちやぐら」も車窓から見られますので、発見した際はぜひ撮影してみてはいかがでしょうか。

昔ながらの黒瓦の集落

七尾湾

黒瓦を載せ、折り重なるように立ち並ぶ民家とその向こうに広がる穏やかな湾…七尾湾沿いにはまるで絵ハガキのような風景が広がります。能登の瓦は陽の光を浴びればまぶしくきらめく「黒」。能登瓦として知られ、規則的ではないのにどこかしら統一感さえ感じさせる、この地方独特の景観を生んでいます。晴れた日は黒光りする屋根瓦と青い海のコントラストが美しく、雪や曇の日でも情緒あふれる風情。絵画の題材となったり、撮影スポットとして人気なのもうなずけます。

日本で2つしかない鉄道郵便車「オユ10」もお見逃しなく!

郵便列車 オユ10

能登中島駅には、全国的にも珍しい鉄道列車「オユ10」が展示されています。 鉄道開業以来100年以上にわたって郵便物を運んでいた鉄道列車はほとんど廃車となりましたが、奇跡的に残った貴重な2車両のうちの一つがここに展示されているのです。普段は入れませんが、「のと里山里海号」に乗車すれば走る郵便局といった趣の車内を見学することができます。また車内に設置された昔懐かしい赤いポストにハガキを投函すると特別消印で届けてくれますので、ぜひ乗車したら到着前にハガキを書いておきましょう。旅の素敵な記念になりますよ。


【のと鉄道 七尾駅】

住所:石川県七尾市御祓町
アクセス:Royal Hotel 能登から、のと鉄道 七尾駅までお車で約30分
電話番号:0768-52-2300(のと鉄道観光列車予約センター)
※お電話または穴水駅にて予約できます。(現在、インターネット予約は休止しています)
料金:下車する駅やプランによって異なるため、詳しくはこちらのページをご覧ください。
公式サイト:のと里山里海号


いかがでしたか?わずか1時間ほどの列車の旅でも見どころや楽しみどころがいっぱいの「のと里山里海号」の旅。カップルでも、ご友人同士でも、ご家族でもきっと楽しめることでしょう。 「のと里山里海号」は完全予約指定制。どの季節に訪れてもそれぞれに素晴らしい景色が広がり、豊かな自然を感じることができます。ぜひ次の旅行は能登半島で美味しいものを食べて、列車の旅を満喫するプランはいかがでしょう。

そして能登でのお泊まりは「日本の夕陽百選の宿」に認定されたRoyal Hotel 能登へ。旅の疲れはもちろん、日頃の疲れもゆったりと解きほぐしてくれます。

スタッフ一同、心よりお待ちしております。

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