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創建約千四百年!「一生に一度は善光寺参り」ともいわれる善光寺を徹底解剖

2022-04-27

写真提供:善光寺

「遠くとも一度は詣れ善光寺」-この言葉に表れているように、古くから信仰の拠り所として多くの人々に親しまれてきた善光寺。現世・来世の様々なご利益が得られることから、パワースポットとしても人気です。今年は七年に一度行われる「御開帳」の年でもあるので、訪れたことがない方も既に訪れたことがある方も、ぜひこの機会に足を運んで頂きたいところ。そこで今回は、そんな善光寺の歴史や見どころなどをたっぷりとご紹介しますので、参考にしてみてくださいね。

一度は訪れたい!「善光寺」ってどんなところ?

上空からの善光寺
写真提供:善光寺

長野県長野市元善町にある善光寺は、創建およそ1400年以上の歴史を誇り、古くから人々の心の拠り所として親しまれてきた寺院です。ご利益が多いことで知られ、年間700万人もの参拝客があり、長野県を代表する人気のパワースポットといえるでしょう。

御本尊は1つの光背の中に三尊(中央に阿弥陀如来、両脇に観世音菩薩、勢至菩薩)が配置された『一光三尊阿弥陀如来(いっこうさんぞんあみだにょらい)』で、こちらは日本最古の仏像ともいわれています。現在は天台宗・浄土宗の2つの宗派によって運営されていますが、特定の宗派に属さない無宗派で、宗派を問わず誰でも参拝しやすいところも特徴のひとつ。また、国宝指定の本堂や重要文化財の山門・経蔵など、価値の高い様々な建物を見ることができるのも善光寺の魅力といえます。

善光寺の歴史や文化を知ろう!

善光寺外観
写真提供:善光寺

善光寺の本堂が現在の地に創建されたのは、皇極天皇3年(644年)のこと。御本尊の一光三尊阿弥陀如来がインドから朝鮮半島の百済を経て日本に伝えられたのが、それより前の欽明天皇13年(552年)です。当時の日本では仏教はまだ新しく伝わったばかりの宗教で肯定派と否定派に分かれており、一時は難波の堀江に打ち捨てられてしまった一光三尊阿弥陀如来ですが、その後信濃の国に渡り最終的には現在の元善町に移されました。「善光寺」という名前は、一光三尊阿弥陀如来を信濃にお連れした「本田善光(よしみつ)」の名に由来しています。

平安時代にはそのご利益が京都にまで伝わり、鎌倉時代には源頼朝や北条一族も厚く信仰していたと伝えられているほど。一光三尊阿弥陀如来は絶対秘仏といい住職でさえも直接拝むことができないため、人々の前に姿を現す際は『前立本尊(まえだちほんぞん)』と呼ばれる御身代わりをたてていますが、その前立本尊は鎌倉時代に作られたといわれています。戦国時代に入ると御本尊は武田信玄によって甲府に移されますが、その後は覇権争いに勝利した豊臣秀吉により京都に移動。秀吉の死の間際、善光寺如来が枕元に現れ信濃に戻りたいと告げたことから、慶長3年(1598年)に晴れて信濃の地に帰還することとなったのです。

信濃の地に戻ってからも善光寺の人気は衰えることなく、更に多くの信者を増やし続けます。平等の救済を説くので、女性や高齢者などが信仰しやすかったという点も大きいでしょう。しかし、寺院自体は度重なる火災であちこちの建物が焼失してしまい、幾度にも渡り修復作業が続けられています。多くの信者による援助も受け、宝永4年(1707年)に現在の本堂が落成。次いで山門・経蔵なども整えられるようになり、今に至ります。現在の善光寺は様々な苦難を乗り越え後世で修復されてできたものですが、人々を引き付けるその荘厳さは今も昔も変わらないのでしょう。

見どころいっぱい!善光寺巡り

善光寺には本堂をはじめ、見どころがたくさん!ここからは善光寺を訪れるなら外せない主要スポットをご紹介します。

本堂

善光寺の本堂は空から見た時に全体がT字形になっており、これが鐘を叩く撞木(しゅもく)の形に似ていることから「撞木造り」と呼ばれています。内部は外陣・内陣・内々陣に分かれ、御本尊の一光三尊阿弥陀如来像は最奥の瑠璃檀に安置されています。

見どころは様々ありますが、なかでも『びんずる尊者』と『お戒壇巡り』は要チェック。「びんずる尊者」は本堂に入るとすぐ目にする像で、ミシュランガイドの3つ星にも選ばれています。不調な部位と同じところをなでると癒されるという言い伝えがあり、長年多くの人々に触られているため表面がツルツルに。気になるところがある方は、ぜひご利益を授かってみてはいかがでしょうか。

お戒壇巡り
写真提供:善光寺

また、「お戒壇巡り」は瑠璃檀の下にある真っ暗な通路を壁伝いに歩き、御本尊の真下にある「極楽の錠前」に触れることで極楽浄土往生が約束されるというもの。死の疑似体験ともいわれています。真っ暗な中を進むのは少し勇気がいりますが、極楽浄土往生のチャンスです!

山門(三門)

山門
写真提供:善光寺

善光寺本堂正面にある大きな門が『山門』で、国の重要文化財にも指定されています。山門を前にしたら、ぜひ正面にある「善光寺」の文字にご注目を!この3文字の中に5羽の鳩が隠れているので、よく目を凝らして探してみてください。

また、この文字には牛の顔が隠れているともいわれています。よく分からない…という方は、じーっと「善」の文字を眺めてみてください。ぼんやりと牛の顔に見えてきますよ。なお、山門上層部内回廊は拝観可能です。

仁王門

仁王門
写真提供:善光寺

善光寺を訪れる参拝客がまず目にするのが、鋭い眼光で訪れる人々を威圧する『仁王門』です。善光寺の入口になるこちらの門も重要文化財に指定されています。

正面左側が阿形(あぎょう)像、右側が吽形(うんぎょう)像です。その堂々たる迫力を感じながら、じっくりと像を観察してみてください。支えを用いずに各々の足で自立して立っていることに気づくでしょう。当時の技術と絶妙なバランス感覚に驚かされてしまいます。

経蔵

経蔵
写真提供:善光寺

山門をくぐって左にある『経蔵』は、文字通り経典を納めておく蔵のこと。中には回転式の八角の輪蔵があり、全てのお経を網羅した一切経が収められています。

輪蔵の腕木を回すことで全ての経典を読んだのと同じご利益があるのは、なんとも嬉しい仕組みですよね。重要文化財としては珍しく参拝客が実際に回すことができるので、気軽にご利益を授かってみてはいかがでしょう。

善光寺の周辺も必見!

仲見世通り

仲見世通り

石畳の通路両脇にびっしりとお土産物や飲食店が軒を連ねる『仲見世通り』。種類豊富なソフトクリームやカフェのほか、おやきや蕎麦など長野名物も多く揃うので、気になるお店があれば気軽に立ち寄ってみましょう。この石畳は仲見世通りから本堂までおよそ7777枚もあるといわれており、真っ直ぐ本堂にまで続く様子は善光寺の見どころのひとつです。

山門西側エリア

『山門西側エリア』には、善光寺に関わる様々な見どころが詰まっています。お釈迦様の足跡を石に刻んだ「仏足跡」や、源義経の忠臣であった佐藤継信・忠信兄弟の冥福を祈る「佐藤兄弟供養塔」など歴史好きな方にはたまらないエリアです。

なかでも注目してほしいのが、過去の御開帳に立てられた回向柱を納めている「歴代回向柱納所」。御開帳についてはこの後詳しくご紹介しますが、御開帳で役目を果たした回向柱はこの場所に移され、次第に土へと還っていきます。

高さ約10mの柱が長い年月をかけて朽ちていき、一番古いものでは高さ数10cmほどになって今もなお現存しています。善光寺の歴史の長さを目で見て感じられるディープな見どころポイントです。

ぜひ行きたい!七年に一度の盛儀「善光寺前立本尊御開帳」

善光寺御開帳
写真提供:善光寺

絶対秘仏の一光三尊阿弥陀如来は、住職でさえも直接拝むことができません。そんな御本尊の御身代わりとして同じ姿で作られた「前立本尊」を、七年に一度本堂でお披露目(開帳)する行事が『善光寺前立本尊御開帳』です。

期間中は本堂前に回向柱が立てられ、「善の綱」と呼ばれる5本の糸で前立本尊中央の阿弥陀如来の右手と結び付けられます。回向柱に触れることは前立本尊に触れるのと同じくご利益を授かれるといわれており、毎回この行事を楽しみに多くの参拝客が訪れます。また、釈迦堂前にも本堂の釈迦涅槃像と紐で結ばれた回向柱が立てられ、こちらも同じように柱に触れることで釈迦如来のご利益を得られるのだそう。

現世の仏・釈迦如来と来世の仏・阿弥陀如来の両者から、現世と来世のご利益を得られる一大行事。今年は4月3日(日)~6月29日(水)まで行われるので、この機会にぜひ足を運んでみてください。


【善光寺】

住所:長野県長野市長野元善町491
アクセス:Royal Hotel 長野から、善光寺までお車で約30分
電話番号:026-234-3591
受付時間:本堂内陣 5時~17時(4/23より4時30分開館)
山門 6時30分~20時、経蔵・忠霊殿(史料館)6時30分~17時
参拝料:御開帳参拝共通券(三堂・史料館参拝券)
一般 1,200円 高校生 400円 小中学生 100円 未就学児 無料
公式サイト:善光寺


今回は善光寺の歴史や見どころなどをご紹介しました。古くから時の権力者を含め多くの人々の信仰を集めてきた善光寺は、現世と来世のご利益を得られることから今もなお人気のパワースポットです。特に今年は7年に一度の御開帳が行われる大事な年。期間中は御開帳期間限定の御朱印を頂けるので、ぜひこの機会に訪れてみてはいかがでしょうか。もちろん、供養や御祈願(3,000円~)などは常時受け付けしています。

マイカーやレンタカーを利用する場合は、天橋立近くにあるホテル自体を拠点にして他の観光地と一緒にたくさんの観光スポットを巡るのもおすすめです。

善光寺に参拝しに長野を訪れる際は、ぜひRoyal Hotel 長野をご利用ください。

スタッフ一同、心よりお待ちしております。

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