海岸沿いだけじゃない!串本でSNS映え写真を撮影しよう

紀伊山地を背に、雄大な太平洋に突き出した本州最南端の町・串本。周りを海に囲まれたこの町には海岸線沿いにたくさんの絶景スポットがあり、青く輝く海と自然の力によってできた奇岩などの景色が魅力です。国指定の天然記念物も多く、さらには世界遺産として有名な「熊野古道」も通っていることから、国内外問わず多くの観光客から注目を集めています。

今回は、そんな串本でSNS映えもばっちりの絶景スポットをご紹介します。いずれもホテルから車で1時間以内の距離にあるので、海岸沿いをドライブしながら巡ってみてはいかがでしょうか。

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青い海から突出する奇岩群がまるで橋の杭のよう。自然の力を感じる「橋杭岩」

橋杭岩

青い海にそそり立つようにして並ぶいくつもの岩の群れ。まるで橋の杭だけが立っているような見た目から「橋杭岩」と名付けられたこの場所は、串本を訪れるなら外せない絶景スポットです。

橋杭岩

橋杭岩とは、串本から大島に向けて約850mもの列をなし、大小約40余りの岩柱がそそり立つ奇岩の群れ。約1500万年前に噴出したマグマによってできた岩脈で、長い年月をかけて海に侵食されていき、現在は硬い火成岩だけが取り残されてこのような形になりました。ここは吉野熊野国立公園地域にあり、国の天然記念物にも指定されています。

実は橋杭岩がこのような見た目になったのには、古くから面白い言い伝えが残されており、かの昔、弘法大師と天の邪気が『一晩で橋をかけることができるかどうか』と賭けをしたことにより、一夜で立てられたのだとか。ところがあと少しで橋が完成するところで、「賭けに負けてはたまらん」と焦った天の邪気が鶏の鳴きまねをしたため、朝がきたと勘違いした弘法大師は諦めて、橋の杭だけが残ってしまった…というエピソードです。こうしたスポットにまつわる話を知るだけで、なんだかワクワクしてきてしまいますよね。

橋杭岩

潮の満ち引きによって見える景色が違うため、いつ訪れても新たな発見があります。干潮時には岩間を歩くこともできるので、ごつごつとした岩間の風景も写真に収めておきましょう。間近で見た時の岩の迫力や、岩にぶつかる波しぶきの様子など、自然の美しさに思わず圧倒されてしまいます。

なお、近くには道の駅が併設されているので、歩き疲れた時には休憩がてら利用してみるのもいいでしょう。

橋杭岩

日中の青い海の景色はもちろん、夕暮れ時や夜明け前に見る景色もオススメです。傾いた陽の光を受けて黒く水面に浮かぶ姿は、昼間とは全く違った印象を受けます。ここはホテルから歩いても行ける距離にあるので、初日は夕方に到着してあまり観光する時間がない場合にも、軽く散策がてら訪れてみてはいかがでしょう。


【橋杭岩】

住所:和歌山県串本町くじの川 1549-8
アクセス:Hotel & Resorts WAKAYAMA-KUSHIMOTOから、橋杭岩までお車で約5分(徒歩で約25分)
電話番号:0735-62-5755(道の駅 くしもと橋杭岩)
営業時間:9時~18時(4月~9月)、9時~17時(10月~3月)
公式サイト:道の駅くしもと橋杭岩 – 南紀串本観光ガイド


信仰の場と大自然が織りなす神秘的な空間「那智の滝」

那智の滝

那智山の奥山から流れる流水が大滝となって流れ落ち、深い原始林を割って落ちるような景色が圧巻の「那智の滝」。水柱は落差約133m、銚子口の幅約13m、滝壺の深さは約10mと、山内にあるいくつもの滝のなかで最も高く、その落差は日本一を誇ります。

ここは「熊野那智大社」の境内地にあり、遠くから眺めると青岸渡寺三重塔と並んで見えるため、その厳かな見た目はなんとも神秘的です。

熊野那智大社

那智の滝を訪れる前に、まずは熊野那智大社を参拝していきましょう。熊野那智大社は熊野夫須美大神(イザナミノミコト)を御主神とする神々を祀った「御本殿」や「拝殿」から成り、縁結びや諸願成就のご利益があるとされています。ここは熊野三山を参詣する熊野詣の最終目的地としても有名で、毎年数多くの観光客が訪れる熊野有数のスポットです。

那智の滝はそんな熊野那智大社の御神体として祀られており、古来より熊野信仰の中心地として知られています。その歴史は古く、『紀元前662年に神武天皇によって祀られた』と古事記に記されているほど。

那智の滝への道

那智の滝へと続く石段は周りを大きな木々に囲まれ、どこか神聖な雰囲気が感じられます。付近の山は那智原始林として国の天然記念物にも指定されており、美しい自然の景観を堪能できるでしょう。山の奥深くまで歩いていかなくてはいけないため、石段はなかなか急勾配の造りになっているのでご注意を。

那智の滝
那智の滝

石段を上がりきると、厳かな滝の姿が見えてきます。勢いよく流れ落ちる滝の姿は迫力満点!その雄大な美しさを眺めていると、辿り着くまでの疲れも吹き飛んでしまいそうですね。力強い滝の音が響き、辺りには絶え間なく水しぶきが飛び散り、全身で自然の凄さを感じられるでしょう。

どこを切り取っても絵になる風景ですが、「お滝拝所」から眺めると滝を間近に感じられるため、よりダイナミックな写真を撮るならぜひ参拝してみてはいかがでしょうか。延命長寿のご利益がある御神水も飲めるので、旅の無事と健康を祈願していただくのもいいですね。


【那智の滝】

住所:和歌山県東牟婁郡那智勝浦町那智山1
アクセス:Hotel & Resorts WAKAYAMA-KUSHIMOTOから、那智の滝までお車で約50分
電話番号:0735-55-0321(熊野那智大社)
参拝可能時間:7時~16時30分(お滝拝所の入所可能時間は16時迄)
参拝料:無料(お滝拝所…大人300円、中学生以下200円)
公式サイト:熊野那智大社


クルーズ船に乗って海岸美を間近で感じる「紀の松島めぐり」。イルカに会えるコースも!

紀の松島めぐり

南紀伊随一の景観地としても知られる「紀の松島」は、周囲約17kmに及ぶ青く美しい海と自然の神秘を感じられる奇岩による海岸美が魅力です。この美しい景色をより近くで感じられるのが、クルーズ船で回る「紀の松島めぐり」です。

紀の松島めぐり

コースはいくつかありますが、オススメはやはりじっくり時間をかけて回れる「通常コース」。所要時間約55分で、桟橋からスタートして島めぐりをしたのち、「くじら浜公園」に上陸してから再び桟橋に戻るコースです。

クルーズ船が出発すると気持ちのよい海風を感じられるでしょう。スタートしてしばらく走ると、目の前に早速「紀の松島」が見えてきます。船は岩と岩の間を通り抜けて進むのですが、隙間の間隔が狭いのでぶつからないかとちょっぴりはらはらしてしまいますよ。その後も船は進み、海岸周辺にあるさまざまな奇岩を巡ります。

紀の松島めぐり
画像:Wikimedia Commons_紀の松島 (C)663highland(2010)/Adapted/Licensed under CC BY-SA 3.0

紀の松島には130余りの島々や奇岩が点在していますが、有名なところではライオン島やラクダ岩、鶴島などが挙げられます。これらのユニークな形はすべて自然の力によって偶然できたもので、近くで見るとより自然の神秘の力を感じられますね。見る角度によって見え方も変わってくるため、岩に近付いてきたらベストタイミングを計ってシャッターを切りましょう。

なお、土日限定の「ドルフィンコース」では、イルカのミニショーを見ることもできます。船の上から間近で見られるイルカのジャンプ芸は絶好のシャッターチャンス!子どもはもちろん、大人も楽しめる人気のコースです。


【紀の松島めぐり】

住所:和歌山県東牟婁郡那智勝浦町勝浦442-20
アクセス:Hotel & Resorts WAKAYAMA-KUSHIMOTOから、紀の松島めぐりまでお車で約40分
電話番号:0735-52-8188
運行時間:8時〜17時
定休日:水曜日(但し、荒天時及び閑散期、臨時休業有り)※現在コロナ禍のため、7月より土・日・祝日のみの運行
料金:
・A(通常)コース…(所要時間 約55分)大人1,650円、小人830円
・S(ショート)コース…(所要時間 約30分)大人1,000円、小人500円
・Cコース…(所要時間 約40分)大人1,250円、小人630円 ※悪天候時のみ
公式サイト:那智勝浦に来たら紀の松島めぐり


本州最南端の地「潮岬」から水平線を一望!地球が丸いことを実感しよう

潮岬灯台

本州最南端に位置する「潮岬」。ここのシンボル的存在といえば、明治6年に建てられて以来、100年以上もの間灯りを照らし続けてきた白亜の「潮岬灯台」です。全国に数ある灯台のなかでも16しかない「登れる灯台」のひとつであり、「日本の灯台50選」にも選ばれています。

潮岬

68段ある石造りの螺旋階段を上がって台上に出ると、目の前には果てしなく広がる太平洋が一望できます。灯台からは木々に囲まれた「潮御崎神社」も見ることができ、視界いっぱいに青と緑の自然豊かな景色が広がりますよ。

灯台の歴史や役割などを学べる資料館も併設しているので、興味のある方はぜひ覗いてみてはいかがでしょう。


【潮岬灯台】

住所:和歌山県東牟婁郡串本町潮岬2877
アクセス:Hotel & Resorts WAKAYAMA-KUSHIMOTOから、潮岬灯台までお車で約15分
電話番号:0735-62-3171(南紀串本町観光協会)
参観時間:(3月~9月)土日等 8時30分~17時、平日 9時~16時30分 (10月~2月)9時~16時30分
定休日:年中無休
料金:大人200円、小学生以下無料
公式サイト:潮岬灯台 – 南紀串本観光ガイド


潮岬観光タワー
本州最南端の石碑

潮岬灯台から程近い場所にある「潮岬観光タワー」もあわせて訪れましょう。観光タワーの目の前には約10万㎡もの広大な敷地の「望楼の芝」が広がり、ここでは多くの来訪者が海を眺めながらのんびり過ごしたり、スポーツをしたりと思い思いに過ごしています。

ここにある本州最南端の石碑は、旅の記念には欠かすことのできない絶好の撮影スポットです。バックには緑の芝生と青い海が写り、SNS映えばっちりの写真が撮れそうですね。観光タワーでは「本州最南端訪問証明書」を発行してもらえるので、せっかくなら入手してみては?

潮岬観光タワーからの眺め

潮岬観光タワーから太平洋を眺めると、緩やかに水平線がカーブを描くように見え、改めて地球が丸いことを実感できます。天気のいい日には遠くに那智山が見えることもあり、遮るものがなく、どこまでも続く大海原はカメラに収まりきらないほどの雄大な景色です。

タワー内には売店のほかオーシャンビューのレストランも併設しており、休憩がてら利用するのもオススメです。メニューには近畿大学の養殖本マグロを使ったマグロ丼などもあるので、旅の思い出に味わってみてはいかがでしょうか。食べる前にはしっかり写真に残しておくことをお忘れなく!


【潮岬観光タワー】

住所:和歌山県東牟婁郡串本町潮岬2706-26
アクセス:Hotel & Resorts WAKAYAMA-KUSHIMOTOから、潮岬観光タワーまでお車で約15分(「潮岬灯台」より約500mの距離)
電話番号:0735-62-0810
参観時間:8時30分~16時30分
定休日:年中無休
料金:大人300 円、中学生以下100円、団体200円
公式サイト:熊野観光開発株式会社


見た目のインパクト大!魔物に喰われた伝説が残る「虫喰岩」

虫喰岩

国指定の天然記念物「虫喰岩」は、その名の通り、まるで虫に喰われたかのような無数の穴があいた大岩です。蜂の巣を思わせるその奇妙な見た目に、しばらく眺めているとどこか不思議な感覚を覚えてくることでしょう。これらの無数の穴は風雨に浸食されたことでできた自然の産物で、日本の地質百選にも選ばれています。

古座川町にはほかにもさまざまな巨岩や奇岩があり、有名なものではここより西側に位置する巨大な「一枚岩」が挙げられます。ちなみに、これらの岩にはかつてこの辺りに住んでいた魔物にまつわる伝説が残されているのをご存じですか?伝説によると、この魔物が付近一帯の岩を次々と食べ尽くしていき、いよいよ最後の岩も食べられてしまうというところで、犬が魔物を追い払って守ることができたのだそう。最後に残った無傷の岩こそが一枚岩で、虫喰岩の穴は「魔物が食べてしまったためにできた跡」だというのです。

虫喰岩

改めて間近で見てみると、あながち伝説が間違いではないように感じられるほど不思議な光景ですね。

虫喰岩

また、この虫喰岩には『穴のあいた小石に糸を通して願掛けすると耳の病気が治る』という言い伝えも残されており、今でも岩の麓にある観音堂にはたくさんの小石が供えられています。

目の前にある道の駅ではレンタルサイクルを利用できるので、晴れた日にはツーリングを楽しむのもオススメ。また、道の駅隣にはピクニックやスポーツを楽しめる「池野山公園」があり、豊かな自然のなかでのんびりと過ごすことができるでしょう。


【虫喰岩】

住所:和歌山県東牟婁郡古座川町池野山705-1
アクセス:Hotel & Resorts WAKAYAMA-KUSHIMOTOから、虫喰岩までお車で約20分
電話番号:0735-72-0015(道の駅「虫喰岩」)
公式サイト:虫喰岩[国指定の天然記念物] | 古座川町観光協会


今回は、SNS映え抜群の自然の景色を楽しめるスポットをご紹介しました。海や山に囲まれる串本では、自然が織りなす圧巻の景色があちこちに広がります。ぜひその美しい光景を写真に切り取ってみてはいかがでしょうか。Hotel & Resorts WAKAYAMA-KUSHIMOTOは太平洋を一望できる高台にあるため、ホテル滞在中も美しい景色を望めます。露天風呂やレストランでくつろぎながら串本の海の景色をお楽しみください。

スタッフ一同、心よりお待ちしております。

 
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