小さな缶に詰まった長い歴史。ピリリと辛い八幡屋礒五郎の「信州七味唐からし」

日本独自のスパイス・七味唐辛子。自宅に常備している方も多いでしょう。七味唐辛子の歴史は古く、1625年に江戸で誕生しました。その後、日本全国へと広がり、「三大七味」と呼ばれる3つの七味唐辛子専門店が生まれました。

今回は三大七味の一つ、元文元年(1736年)創業の長野県・善光寺にある「八幡屋礒五郎(やわたやいそごろう)」を紹介します。

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創業当時の味を受け継ぐ「七味唐からし」

七味唐がらし

写真提供:八幡屋礒五郎

長野県の代表的な観光地の一つである善光寺。1400年もの長い歴史を誇るお寺です。一度でも善光寺でお参りをすれば、死んでから極楽浄土へ行けると信じられてきました。そのため、「遠くとも 一度は参れ 善光寺」と言われていたほどです。迫力のある仁王像や重要文化財に指定されている山門など見どころも多いことから、今でも訪れる人は絶えません。

善光寺の表参道にあるのが、七味唐辛子専門店の本店「八幡屋礒五郎」です。創業当時から善光寺の境内で販売されていたのだとか。創業の元文元年当時の味を忠実に守り続けている看板商品の「七味唐からし」は、善光寺のみならず信州みやげの定番となっています。

江戸生まれの七味唐辛子を信州風にアレンジ!

七味

写真提供:八幡屋礒五郎

江戸時代に生まれた七味唐辛子の発祥は東京。寛永2年(1625年)に漢方薬をヒントに開発されました。風味の良さや目の前で素材を調合するユニークさが話題を呼び、人気に火がつきました。

そんな七味唐辛子を江戸で商売に来ていた商人たちが信州に持ち帰り、善光寺周辺で販売し始めました。そんな中、八幡屋礒五郎の初代・室賀勘右衛門も七味唐辛子を善光寺の境内で売り出したことが始まりです。

礒五郎は、信州の素材を使用して独自の七味唐辛子を生み出しました。礒五郎の故郷、長野市の北西に位置する西山地方は山間地帯。七味唐辛子の素材の栽培に適したエリアだったのです。山に自生する山椒や、この地域の名産である麻の実を使うなどして、信州独特の七味唐辛子が誕生しました。

その独特な風味が話題となり、東京・浅草の「やげん堀」、京都・清水の「七味家本舗」と並び、三大七味と呼ばれるまでになりました。

個性あふれる八幡屋礒五郎の七味唐からし

七味唐がらしの調合

写真提供:八幡屋礒五郎

八幡屋礒五郎の「七味唐からし」は、古くから引き継がれてきた独自の製法で作られています。ピリっと小気味よい辛さ、陳皮、生姜などのさわやかで上品な香りが特徴。辛さと香りのバランスが絶妙と評判です。厳しい冬を乗り越えるために、体を温める効果のある生姜が入っているのも信州ならではです。

七味唐からしに山椒をプラスした「山椒七味」、ゆず果皮を使用した「ゆず七味唐からし」など、アレンジされた商品も人気です。インドのスパイスを使用した「七味ガラムマサラ」、アフリカ産トウガラシを加えた、通常の七味の3倍も辛い「BIRD EYE」など変わり種もおもしろいですね。

自分好みの味にしたい方は、素材を好みに合わせて調合する「カスタムブレンド」をお試しください。唐辛子の量を増やして激辛にしたり、ピリピリ痺れる花椒をプラスしたり、自分のオリジナルを作れます。

※調合は、八幡屋礒五郎の本店とMIDORI長野店・軽井沢店のみ可能

七味の魅力を存分に楽しめるカフェとコスメ

横町カフェ

写真提供:八幡屋礒五郎

八幡屋礒五郎の本店には、併設の「横町カフェ」があります。七味の素材や信州で採れる素材を使用したメニューが楽しめるお店で、メニューは山椒や生姜などを効かせたり、自家製の七味バターでコクを出したりするなど、素材が持つ個性を楽しめる料理が揃います。紫蘇、麻種、唐辛子、山椒、生姜…などのスパイスを使用したスパイス・マカロンやジェラードなどのユニークなスイーツも魅力です。

さらに、八幡屋礒五郎はコスメも販売しています。かつて八幡屋礒五郎では、「熊のかうやく」という松ヤニとごま油を練ったあかぎれの治療薬を販売していました。この治療薬をヒントに、七味の材料を取り入れたのが『九代目室賀榮助KUMANOコスメシリーズ』です。

ハンドクリームやリップクリームに保湿成分であるシソの葉やサンショウ果皮、チンピエキスなどを配合しています。八幡屋礒五郎ならではのコスメです。

いつもの料理に七味を加えて日常を刺激的に!

七味

七味はもちろん、カフェやコスメなど、聞くだけで「ちょっと訪ねてみたい!」となりそうですが、そうはいってもなかなか長野まで足を運べないという方は、美味しい七味をお取り寄せして、いつもの料理に八幡屋礒五郎の味を加えてみませんか?

信州の美味しさがマルっと楽しめる「りぞけっと/Royal Hotel 長野」

善光寺

善光寺同様に長い歴史を誇る八幡屋礒五郎。信州で栽培されている素材を使っているので 歴史だけでなく、信州らしさも感じられるでしょう。

信州牛や「信州太郎ぽーく」、戸隠産のそばなどの信州の特産品と併せて食べれば、長野へ旅行している気分も味わえそうです。

これらの商品は、Royal Hotel 長野のオンラインショップ「りぞけっと」から注文可能です。ぜひ、お試しあれ。

「りぞけっと/Royal Hotel 長野」はこちらから

 
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