日本の文化をストーリーで感じられる「日本遺産」を知っていますか?

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世界遺産だけでなく「日本遺産」というものがあるのをご存知ですか?「日本遺産」は建物や景観だけでなく、”ストーリー”も遺産として含まれており、京都宮津では「300年を紡ぐ絹が織り成す丹後ちりめん回廊」が認定されています。

そこで今回のリゾートマガジンでは、日本遺産や京都宮津が誇る「丹後ちりめん」に関するストーリーについてご紹介します。京都宮津を訪れた際には、日本遺産「300年を紡ぐ絹が織り成す丹後ちりめん回廊」をぜひ訪れてみてくださいね。

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「日本遺産(Japan Heritage)」ってなに?

ちりめん回廊

画像提供:日本遺産ポータルサイト

世界遺産は知っているけれど「日本遺産」は聞きなれない…という方がほとんどなのではないでしょうか?日本遺産を一言でいうなら「ストーリーを含めた文化財のパッケージ」です。建物や景観だけでなく、歴史的経緯や地域の伝承などを踏まえたストーリーも重視しています。文化財とストーリーをひとまとめにして発信しようというものです。

世界遺産登録や文化財指定は、登録・指定した文化財を価値付けし、それらを保全することを目的としていますが、日本遺産は地域に点在する遺産を有効活用し、地域活性化を図ることを目的としています。

「日本遺産」は、平成27年度に創設された制度で、全国で54件、京都では3件(山城地域12市町村、舞鶴市、丹後地域4市町)が認定されています。


「300年を紡ぐ絹が織り成す丹後ちりめん回廊」とは?

天の橋立

画像提供:日本遺産ポータルサイト

京都宮津市はじめ、京丹後市・与謝野町・伊根町丹後は、古くから織物業が盛んな土地で、特に江戸時代発祥の絹織物「丹後ちりめん」が有名です。この地域に点在する文化財とそれらにまつわるストーリーが「丹後ちりめん回廊」として日本遺産に指定されています。

住まいと工場が一体となった建物や織物工場の町並み、民謡宮津節、天橋立の風景など、街を歩けば約300年の織物文化と歴史を肌で感じることができます。


「丹後ちりめん」の歴史をたどる

ちりめん

画像提供:日本遺産ポータルサイト

「弁当忘れても傘忘れるな」と言われるほど、丹後は秋から冬にかけて雨や雪が多い湿潤な気候です。湿度の高い地域の方が糸が切れにくいため、絹織物の生産には適しており、丹後は古くから織物の里として有名でした。

丹後ちりめんが誕生したのは江戸時代です。当時その技術は門外不出とされていましたが、丹後地域が凶作などの影響で危機に陥ったのを発端として、一部の住民たちがちりめん技術を習得し人々に広めることとなりました。

丹後ちりめんは、生地「シボ」と呼ばれる細かい凸凹があることが大きな特徴です。光沢が美しくしなやかな風合いで、友禅染などの着物の代表的な生地として和装文化を支えてきました。


京都・宮津ってどんなところ?

宮津

京都北部にある宮津市は、江戸時代に宮津藩の城下町として栄えた歴史ある土地です。宮津は、幕末までは「丹後ちりめん」を主に京都へ出荷した流通の拠点でもあり、商業・港湾都市として賑わいました。民謡「宮津節」では、当時流通した「丹後ちりめん」などの全国各地の織物や、近隣の天橋立や智恩寺などの宮津を象徴する風景が歌われています。

また、贅を尽くした座敷や庭園のある美しい白壁の商家や、千本格子をあしらった花街の町家が今も残り、当時の華やかな賑わいを伺い知ることができます。


日本遺産「300年を紡ぐ絹が織り成す丹後ちりめん回廊」の見どころをピックアップ!

智恩寺

ここでは「300年を紡ぐ絹が織り成す丹後ちりめん回廊」の見どころを3か所ピックアップしてご紹介します。ストーリーを掴んだ上での文化財巡りは、面白さがぐっとアップしますよ!

1.今林家住宅
江戸から明治の糸問屋、ちりめん問屋であった町家で、白壁に格子戸という商家の趣を今も残しています。

2.天橋立
宮津節で唄われた、丹後地域を象徴する景観地。丹後ちりめんの産地のシンボルとしても使用され、江戸時代には庶民の観光地となりました。

3.智恩寺
宮津節で唄われた、文殊菩薩を本尊とする日本三文殊の一つ。智恵を授かる文殊さんとして、学業成就を願う人々が全国各地から訪れます。


今回は「日本遺産」や「「300年を紡ぐ絹が織り成す丹後ちりめん回廊」についてご紹介しました。点在する文化財をストーリーとして大きくとらえることで、楽しみ方が広がりますよね。

京都宮津を訪れた際には、ぜひストーリーと共に文化と歴史を感じてみてくださいね。

スタッフ一同、心よりお待ちしております。

 
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